2012年12月28日~30日分

12月鞍数 54鞍 累計鞍数 53,403鞍 
年間総鞍数 627鞍
往年の実績に比較すれば、僅かなものと言う他ないが、現状としてはまずはこれ位と言った所か。
【ブログを読んで頂きありがとうございました。 来年度もよろしくお願い致します。】
12月28日(金)  
ジュネス

(調教)
昨日疝痛症状が出たので、常歩のみ。

(所感)
疝痛は、幸い軽くて済み、飼料投与も今日から平常に戻る。

疝痛ってなに?

疝痛(せんつう)とは、簡単に言うと馬の腹痛の事です。
原因は様々ですが、飼料の食べ過ぎや水分の不足、急激な運動、気温が急に下がる事等により、厩舎の中でゴロゴロ寝たり前掻きをすることがあります。
症状も馬やその状況により様々ですので、獣医の指示のもと治療を行います。

ジュエル

(調教)
他馬1頭(新馬か?)が第8馬場にて運動中。馴致に丁度ヨシと思い共に運動。

(所感)
1頭だけなので、さして気にはせず。但し故意に接近する事は避けた。
飛越は例によって低いのを反復。口向きに注意。
未だややハミに出る。他馬と一緒だったせいもあるか?


12月29日(土)  
ジュネス

(調教)
軽運動。

(所感)
下の馬場にて周辺をグルグル。

ジュエル

(調教)
低障害を反復して飛越。

(所感)
口向きに注意しつつ。幾分進歩したか?駈歩飛越の助走に於ける歩度の調整。ある程度は自由に出来る様になった。


12月30日(日)  
ジュネス

(調教)
軽運動のみ。

(所感)
 

ジュエル

(調教)
第8馬場に低障害が数個配置してあったので、それを流用。連続飛越を反復して。

(所感)
その中の1個、高さ80㎝/幅100㎝のオクサー障害にする。稍警戒はしたが、ほぼ平常の状態で飛越。

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2012年12月24日~27日分

12月24日(月)  
ジュネス

(調教)
軽運動のみ。

(所感)
軽運動のみにつき、運動そのものには問題はないのだが、丁度運動していた他馬(少々興奮性の強い馬なのか?)の興奮しているのを見て、こちらもイライラ。かなり強くハミにかかろうとしたのには驚いた。未だこれがあるか。
競技場ではどんな馬がどんな状態を見せるか判ったものではない。馴致の面では、かなり進んでいるつもりでいたのだが、これ又、まだまだと言う事か。いやはや、前途程遠しの感。だからこそ、やり甲斐もあるとも言えるが。

ジュエル

(調教)
低障害を連続して飛越。

(所感)
昨日の例に鑑み、考えていた対策2.3.これが功を奏してか、今日は過失なし。
しかし、失敗をした事、それ自体、十分反省の要。


12月26日(水)  
ジュネス

(調教)
第1馬場に垂直障害が1個配置してあったので、それを流用。
高さは120㎝まで。

(所感)
確実な飛越を心掛ける。

ジュエル

(調教)
調馬策作業。

(所感)
駈歩を主に、約20分。

調馬策をする目的って?

調馬策と言うのは、岩坪教官がされているように、人が円の中心に立ち、直径15m程度の円で長さ8mほどのひもをつけて、運動することを言います。
調馬策をする目的は、その馬の年齢や状態により異なりますが、
・若い馬とのコミュニケーションを取る場合(基本的な声での扶助・人との信頼関係を築く等)
・道具を付けて調馬策をすることで、馬の状態を矯正する場合。
・鞍を乗せる事が出来ない状態の馬(鞍傷や、身体に出来た傷等)の運動をする場合。
以上のような時に、調馬策運動を行います。
ただ、調馬策運動中に、怪我をする事もありますので、十分注意して行う事が必要です。


12月27日(木)  
ジュネス

(調教)
軽運動。下の馬場周辺をグルグル。駈歩運動まで。

(所感)
 

ジュエル

(調教)
低障害を反復して飛越。

(所感)
割合、安定した飛越。低障害のせいもあろうが。しかし未だ注意を要すると思われる点も。結局は口向きに現れる。

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2012年12月21日~23日分

12月21日(金)  
ジュネス

(調教)
中間距離2完歩のダブル。

(所感)
去る11日、12日に練習して以来、約10日になる。日常の練習対象として時々実施する必要あり。飛越振りは悪くはなかった。

ジュエル

(調教)
低障害を連続して飛越。

(所感)
昨日に続き、割合落ち着いた飛越振り。今暫らく、この状態で様子を見る事にするか。


12月22日(土)  
ジュネス

(調教)
軽運動。

(所感)
ゆったりした駈歩運動まで。

ジュエル

(調教)
低障害を反復して飛越。

(所感)
馬場内で作業している限りかなり落ち着いた。口向きについても何とか可、と言える程度に。


12月23日(日)  
ジュネス

(調教)
軽運動。

(所感)
下の馬場で駈歩運動まで。

ジュエル

(調教)
低障害を連続して飛越。

(所感)
障害を5個配置。
30㎝~50㎝の中に1個のみ高さ90㎝の障害を配置。
丁度、助走に於ける完歩の調整が中途半端な距離・角度にあったせいかこれで左に逃げた事2、3回。
飛越調教に関してはまだまだ未熟の証拠と言う事か。
反省を要する点多々。

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2012年12月17日~20日分

12月20日(木)
ジュネス

(調教)
軽運動。

(所感)
下の馬場、周辺部をグルグル。
駈歩まで。

ジュエル

(調教)
低障害を連続して飛越。

(所感)
ここ暫らくこの作業を続けているせいか次第に落ち着いてきた。
口向きについても、幾分かの向上は見られる。
しかしそれでも、猶、近くの道路での単車の爆音に驚いて走りだそうとした事一度。


12月19日(水)  

朝、JR新大阪駅で下車、地下鉄新大阪駅へ歩いている途中、地下鉄の定期券を落としてしまった。 
帰途、地下鉄新大阪の案内所に問い合わせると、何と既に拾って届けてくれた人があり、直ぐに戻ってきた。
最近は色々の話もあるが、まだまだ日本人は親切で正直で日本は住みよい国、と言う訳か。
落し物をしたのは私の大失敗だが、そのあとの成り行きは嬉しい結末で終わった。

ジュネス

(調教)
高さ130㎝の垂直障害飛越を反復して。

(所感)
この高さも割合慣れてきた感。

【ジュネス号で調教される岩坪教官】

ジュエル

(調教)
調馬策作業。

(所感)
駈歩を主に。約20分。
案外素直に走行。


12月17日(月)  
ジュネス

(調教)
オクサー障害の練習。
高さは120㎝、幅は130㎝級。

(所感)
いい飛越。
回数は少なく。

ジュエル

(調教)
低障害を連続飛越。

(所感)
大分落ち着いてきた。
しかし、未だ十分とは言えず。今日も些細な事で驚き走り出しそうとした事1度。
以前と異なり抑えるのにさして苦労はないけれども、口向きの柔軟にも注意。

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2012年12月13日~16日分

12月16日(日)  
ジュネス

(調教)
軽運動。

(所感)
下の馬場周辺をグルグル。
駈歩まで。

ジュエル

(調教)
馬場内に数個障害を配置。
1個を高さ80㎝にする。
他の障害は低く。

(所感)
グルグル回りつつ連続して飛越。
ようやく鎮静と柔軟な口向きを維持しつつ飛越し得る段階に。
未だしばらくは辛抱。


12月15日(土)  朝は小雨 後晴
ジュネス

(調教)
軽運動。

(所感)
下の馬場にて。
周辺をグルグル。

ジュエル

(調教)
低障害を反復して飛越。

(所感)
当分はこの作業に専心する事になるか。
結局は口向きに帰結すると言える。
判りきった事だが完成はなかなか困難。


12月14日(金)  
ジュネス

(調教)
オクサー障害に取り組む。

(所感)
久しぶり。
最終には高さ110㎝、120㎝幅130㎝。
助走に入るとさすがに稍緊張を示したが易々として飛越。
満足出来る飛越振り。

ジュエル

(調教)
低障害を反復飛越。

(所感)
沈静・口向きに注意しつつ。

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2012年12月9日~12日分

12月12日(水)  一時小雨
ジュネス

(調教)
一昨日に準じ、中間距離2完歩のコンビネーション障害を反復して飛越。
110㎝の垂直障害と高さ100㎝幅120㎝のオクサー障害。

(所感)
落ち着いて飛ぶ。

ジュエル

(調教)
毎週、休日明けは調馬策作業にしていたが、最近の様子を見て今日は最初から騎乗。
低障害を連億飛越。

(所感)
この判断は誤りではなかった。
しかしそれでも、準備運動での駈歩の際、いきなり走り出した事2回、そのうち1回は原因ははっきりしている。
鳥が2羽連なるように直ぐ横を飛び去った事。もう1回、それは近くの工事現場の物音だったか、或いは矢張り鳥だったのか?一寸不明。
しかしどちらも以前と違い押さえるのに時間はかからなかった。
沈静、口向きに注意しつつ。
この方はまずまず。


12月10日(月)  
ジュネス

(調教)
垂直障害+オクサー障害
中間距離2完歩のダブル。
高さは100㎝止まり。

(所感)
去る2日、競技会の折の失敗の反省からやってみたのだが、全く問題は感じさせず。

ジュエル

(調教)
低障害を反復して飛越。

(所感)
鎮静を旨としつつ、口向きに注意もしつつ。
稍、効果は認められる。
昨日、見込みはついていると記したが誤りではなかった。


12月9日(日)  

朝8:40頃JR高槻駅に着くと、人身事故が発生し上下線とも運休とか。
阪急電鉄の振り替え輸送も始まったが過去の例から見てさして再開に時間はかかるまいと、駅に停車中の車中で待つ。
案の定、運休時間は85分くらいだったようだが私にとっては丁度、1時間遅れのみで、新大阪に着いた。

ジュネス

(調教)
軽運動のみ。

(所感)
例によって日曜日はこの馬も一般レッスンで忙しい。

ジュエル

(調教)
正午からの休憩時間中に第8馬場にて騎乗。

(所感)
例によって、駈歩中も障害(低いもののみ)に向けてもハミに出て仕方がない。
何故??どうして??
思い当るところは2、3あるが修正には暫らくかかるか?
約1年間の進歩が無駄になった感がないでもないが、今更愚痴っても仕方のないこと。
これは、天の与えた試練と思い正面から取り組むのみ。
既に解決の見込みはついている。

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2012年12月3日~8日分

12月8日(土)  
ジュネス

(調教)
軽運動のみ。

(所感)
土日は一般レッスンが多忙につき。
今日も午前中2鞍。

ジュエル

(調教)
第8馬場に低障害が数個配置してあったので、連続して飛越。

(所感)
大分落ち着いてきたが、未だ障害に向かって突進とまではいかなくてもやや、ハミにかかる。
原因は何?


12月7日(金)  
ジュネス

(調教)
ジュエル号に同じ。

(所感)
この馬、今日から一般レッスンにも復帰。
お疲れ様。

ジュエル

(調教)
下の馬場にて、軽く駈歩運動まで。
第8馬場はクリニックで使用につき。


12月6日(木)  
ジュネス

(調教)
低障害の駈歩飛越まで。

(所感)
こちらは、いとものんびり。

ジュエル

(調教)
80㎝以下の駈歩での障害飛越までを軽く。

(所感)
去る3日の状況に鑑み、興奮の原因になる様な事は一切避ける。
それでも未だ幾分ピリピリしてた。


12月5日(水)  
ジュネス

(調教)
軽運動。

(所感)
競技会直後の休日明けにつき。
軽く駈歩運動まで。

ジュエル

(調教)
調馬策運動。
駈歩を主に約25分。

(所感)
出来れば騎乗もしたい所なのだが、時間の関係もあり。


12月3日(月)  
ジュネス

(調教)
軽運動。

(所感)
昨日は、競技会でよく働いてくれているので。

のんびりブラブラ。

   
ジュエル

(調教)
調馬策作業 約15分して騎乗第8馬場にて。

(所感)
昨日1日休ませたせいでもあるまいと思うのだが、意外に興奮。
先週、馴致障害等を多用し興奮した記憶が残っていたのか?
これは一寸困る話。
多くは求めず、沈静を主眼として終わる。

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2012年12月2日分

12月2日(日)   
終日、晴天に恵まれたのは幸運だった。

キャロットホースショー 
於 水口乗馬クラブ


7時起床。ホテル内の食堂で朝食。
7:45分 車で競技場へ出発する。
今日の最初の種目、つまり私の出るM-Dは8:45より下見。9:00開始。
私の出番は14名中6番。先月の三木の大会は40名弱、大阪グランプリ70名強に比べれば随分雰囲気は違う。
コースの下見。回転は多い(直行進箇所はほとんどない)が無理のない構成。
高さ110㎝、幅140㎝以下だからその方の心配もないと思ったのが却ってよくなかったのかも知れぬ。
第5障害(垂直障害+オクサー障害、中間距離2完歩のコンビネーション)のAで馬は一寸迷った。2完歩のダブルは飛越は容易と見て平素余りやってなかったのも一因だったかも知れぬ。踏切が近すぎてカランと落下。何たる事か!!と思ったがもう仕方がない。後はスピードと思ったが第8障害(1完歩のダブル)を飛び、左へ回転した時に馬は後肢を滑らせてグラリ。
騎座変するような事はなかったが態勢を立て直すのに一寸手間取った。

騎座変って何??

騎座変(きざへん)とは、騎手が騎乗中に何らかの要因でバランスを崩す事、
また騎手を乗せる鞍がずれてしまう事をいいます。
落馬の原因になり、危険な状態です。

これがなければタイムは少しはマシだったかもしれぬ。
減点0とタイム縮小とどちらにも失敗したわけ。なまじ、騎手が余裕を感じたのが一因とも言えるか。これで6位に入賞とは恥ずかしい次第。
次回の戒めとして心に刻む事。
その後の各種目に出られる会員各位の準備運動。落ち着いて走行、飛越する事、歩度増減、回転の扶助に素直に服従する事を主眼に。
最終結果として減点0が3鞍。減点4が2鞍。
入賞はぎりぎり6位だが2鞍。
馬はよくやってくれたというべきだろう。
クラブの連絡バスが15:30発なので後片付けはスタッフ諸君にお願いし、一足お先に帰途につく。高槻へは17:00着。
案外早く済んだ。他のスタッフ諸君には一寸申し訳ない次第。

下見の様子


コース走行をされる岩坪教官


表彰式のようす

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2012年12月1日分

12月1日(土)  
ジュネス

(調教)
ここ数日間は競技直前とて一般レッスンには殆ど参加しておらず且つ今日は初めての広い馬場。 幾分興奮するのは止むを得ない所。些細な物音等に驚きはね上がって走り出した事2回。 
しかし、今までと異なり抑えれば簡単に収まる。
約15分位の運動ですっかり落ち着いた。
飛越は100㎝以下の障害を軽く飛越。

車にてホテルに着く。 
甲賀市と言えばどんな田舎かと思っていたが、案外な町並みには一寸意外だった。 
三木市とはかなりの差の感。

ジュエル

(調教)
朝は通常通りの出勤時間にクラブへ。高さ100㎝以下の垂直障害を軽く飛越。

(所感)
古い鞍(昨日、再整備)が丁度役に立つ。

明日からの水口乗馬クラブで行われる競技会に向けて、13時半頃出る。
大阪を13:50発の新快速に乗り、約45分かけて草津着。
同駅14:57分発の電車に乗り、約25分で貴生川着。
水口乗馬クラブまではタクシー。丁度出払っているとかで、しばらく待つ。
約10分位で来たのでやれやれ。 
先週の兵庫県三木市の折に比べれば大いにマシな方。
水口乗馬クラブまで数分で着く。 
野洲川の河川敷をふんだんに使った広い敷地。
広さの点では余裕十分。 
川風が冷たい。 
17時を過ぎると急に暗くなるとの話なので急いで乗る。

水口乗馬クラブの様子
  
  

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