おうちでゆっくり馬時間 <絵本編>

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大変な時期ですが皆さまはお家でどのようにお過ごしでしょうか?我が家は幼稚園児、保育園児共にお休みとなり、一緒に料理をしたり、映画を見たりしながら過ごしています。せっかくの「おうち時間」。少しでも楽しい時間になるような情報を、何かお伝えできたら良いなと思っています。今回は、おうちで気軽に「馬時間」を楽しむことのできる絵本がテーマです!フェイスブックなどで、何度かご紹介してきた馬本紹介の絵本編!イラストの可愛い絵本や、大人も感動、楽しむことのできるものなど...持っている絵本から、読んでみたいと思っているものまで、いろいろ選んでみました。ぜひ感想や、他にもお勧めの本がありましたら教えてください。

●この世でいちばんすばらしい馬
絵:陳江洪 訳:平岡敦 出版社:徳間書店

『中国の優秀な画家が、武将に頼まれ馬を描くと、その馬は絵を飛び出し戦場に行き・・・』力強く、でもどこか物悲しい雰囲気の絵は、絹地に墨という手法で描いたという珍しい絵本です。絵本に登場する画家は、実際に1000年以上前に実在した「韓幹(ハン・ガン)」という画家をモデルにしているそうです。(絹地に墨の手法は、この韓幹の手法に倣っています)。ドイツ児童図書賞受賞作品であり、子供にはもちろんですが、少し大きめサイズの本の絵をじっくりと楽しんだり、深いストーリーを味わうなど、大人にもぜひ読んでいただきたい一冊です。

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●はちみついろのうま(世界傑作絵本シリーズ)
絵: オリガ・ヤクトーヴィチ 作: 小風 さち 出版社: 福音館書店

日本人の作家のストーリーに、ロシア人の絵本画家が絵を描いている作品。繊細で美しい表紙を見て読んでみたくなる絵本です。『はちみつ色の美しい髪の色の娘は、入ってはいけない森へキノコを求めて入ってしまいます。そこでやまんばに馬の姿に変えられてしまった娘は...』絵が可愛く、ストーリーも童話のような内容なので小さな女の子でも喜ぶかもしれません。

●ミルクマンという名の馬
作:ヒルケ・ローゼンボーム  訳:木本栄  出版:岩波書店

馬語がわかるヘルマンと馬のミルクマンの冒険の物語。ポップな表紙からも想像できる、クスッと笑える楽しい物語。『ヘルマンが風邪で学校を休んだ朝、家の中に一頭の大きな白い馬が入ってきて・・・』

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●白い馬
絵:東山 魁夷  文・構成:松本 猛  

名画を読む物語絵本。画家の東山魁夷(ひがしやまかいい)の絵にストーリーをつけた画集のような絵本です。表紙になっている「緑響く」そのままの世界観と、あの「いわさきちひろ」さんの長男である「松本猛」さんの文。きっと癒される一冊です。馬好きならおそらく一目見て魅かれる「緑響く」。幻想的な雰囲気と、美しい緑と青。この絵が大好きで、我が家では玄関に飾っています。ぜひ大人の画集のような感覚でページをめくってもらうのがお勧めです。


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何か気になる本はありましたか?実話、フィクションもあわせると、馬が主人公やテーマになった絵本や小説はいろいろあります。ぜひ、家でゆっくりと楽しんでみてください。

written by Okanami

騎馬隊のこと


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 競馬、乗馬以外でも日本で活躍している馬達に「騎馬隊」の馬達がいます。皆さんも一度はTVなどで見られたことがあるのではないでしょうか?騎馬隊って普段どのような活動をしているのでしょうか?どうしたら騎馬隊になれる?調べてみました!
 
 騎馬隊の歴史は明治時代からで、警視庁と内務省との間の文書往復や伝令勤務がはじまりです。その後、欧州の警察騎馬隊をもとに警察官15名、馬15頭で正式に発足しました。(昭和に入ると日本初の女性騎馬警官も誕生し、活動はどんどんと広がっていきました)

<騎馬隊の活動>
 騎馬隊というと、天皇の即位等の御儀やパレードなどでの護衛のイメージがとても強いのですが、実は、活動の中で一番多いのが「交通安全教育」で、幼稚園や小学校などに赴いているそうです。また、都内の校区ではなんと!馬での交通整理(横断歩道などでの安全点検)などを行っているというから驚きですね!その他にも、皇居前でのパトロールなども含め、年間の活動数は約400回ほども出勤しているそうです。(筆者は大田区に住んでいたのですが、残念ながら小学生のころ馬の交通整理には出会う事ができませんでした(泣)もし会っていたら忘れられない思い出になっていたと思います!)


 ちなみに、クレイン大阪のポニーのポニオくんも、大阪府警の交通安全教室に参加協力し活躍していて、大阪府警より感謝状をいただいたこともあります。

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功績の概要は
『ポニーによる体験乗馬や 「 5 つのやくそく」 を交付する防犯教室を 8 回実施し、 555 名の子どもを乗せ、子どもたちの防犯意識の向上と安全なまちづくりの推進に大きく貢献したもの 』
https://www.uma-crane.com/maplist/map-osaka/map-osaka-club/post_373.html
 
これ以降も年に3回程度協力させていただいています。ポニオくんに乗った子供たちの数もかなりな人数になりましたよ。(みんな覚えてくれているといいなぁ)

<さまざまな訓練>
 おもに競走馬や、乗馬クラブから転身してきた馬達は新馬と呼ばれます。騎馬隊で活躍するためには車のクラクションや、イベントでの音響、街中の風景になれる訓練や、交通安全運動での子供を乗せる練習等... 様々な訓練を乗り越えなければいけません。警視庁のHPには現在訓練中の新馬や、在籍している馬達のプロフィールが全てのっています。

 乗馬クラブにも、競走馬から引退してくる馬達が沢山いますが、小さな子供やシニアの方も安全に騎乗できるように、じっくりと訓練を積み重ねてからレッスンデビューをします。騎馬隊も、同様に馬も人も沢山の努力の積み重ねがあることがうかがえます。


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出典:ウィキペディア
 
<騎馬隊になるには>
 騎馬隊の隊員は必ず警察官です。警察の部署の一つとして「騎馬隊」があるので、騎馬隊に入隊したい場合は、まず警察学校を合格・卒業し警察官になる必要があります。その後、交番勤務などを経て(希望を出したり、人事異動などで)入隊できます。もちろん乗馬未経験の人もとても多く、入隊後の特訓が必要です(このブログを見て下さっているそこのあなた!一歩リードかもしれません♪♪)
さんp

<騎馬隊を見学したい>
 儀式などで、生の騎馬隊をみるのはもちろんですが、京都府の騎馬隊では見学もできるようです。ご興味のある方は問い合わせてみてくださいね!小学3年生までのキッズは体験騎乗もできます。 (詳しくは「京都府警 騎馬隊」で調べてみてください)


 東京オリンピックの際は、騎馬隊は会場や選手村の警戒や交通整理を担当したそうです。オリンピックイヤーの2020年は、馬術競技に登場する馬達だけではなく、騎馬隊の活動も色々と見ることができるかもしれません。選手の活躍とともに、オリンピックの安全を守り、サポートする馬達の活躍に是非注目してみてください。


参考文献・サイト
警視庁HP・警視庁騎馬隊
https://www.keishicho.metro.tokyo.jp/about_mpd/shokai/katsudo/horse/kibatai.html

京都府HP
https://www.pref.kyoto.jp/