2014年、サッカーだけじゃない4年に一度の馬術大会
こんにちは、高橋です。
つい先日、ある舞台を見に行ったのですが、大切な役の一つとして馬が登場し、しかも、人が馬の言葉がわかるという設定でした。(馬好きは馬に引き寄せられるのな!?)
なかなか思うように生きられない、むかしむかしの話だったのですが、馬と一緒に草原を走るときだけは自由な世界で、それが主人公の心の支えになっていたように感じました。
そんな世界・・わかるような気がします。
さて、時は進み・・・桜の季節も過ぎ、クレイン茨城では新緑の季節がやってきました。
馬に乗るにはベストシーズンです。そして、これから馬術競技会のシーズンでもあります。
枝ではなく、幹から桜の花が!?4月6日東京世田谷の馬事公苑にて。
4月5日、6日は東京世田谷の馬事公苑で行われていた、CDI3*TOKYO2014のPRに行ってきました。CDI3*とはConcours de Dressage International (国際馬場馬術大会)の3*レベルということです。
乗馬クラブクレインからも露崎選手が出場していました。
6日のインターメディエイトIでは4位に入賞。
2014年はサッカーのワールドカップが開催されますが、実は馬術競技にも4年に一度の大会があります。
World Equestrian Games(8/23~9/7)がフランスノルマンディーで、アジア競技大会(9/19~10/4)が仁川で開催されます。ノルマンディー地方と言えばモン・サン=ミシェルもあります。エンデュランスはモン・サン=ミシェルをバックに走るようです。
World Equestrian Games はオリンピックの馬術競技と違い、競技種目が8つあります。
オリンピック馬術競技にある障害馬術、馬場馬術、総合馬術に加え、エンデュランス、馬車競技、軽乗など、日本ではあまり見ることができない競技もあります。
そして、アジア競技大会はオリンピックと同じ、障害馬術、馬場馬術、総合馬術の個人と団体で競われます。
日本を代表して出場する選手は、下記選考会でこれから決まります。
(競技名をクリックすると競技内容について以前のブログをご覧いただけます。)
障害馬術 6/25~26ドイツ・エーラースドルフ※世界選手権とアジア大会は同じメンバー
馬場馬術 6/6~8ドイツ・ハーゲンもしくは6/11~13日本・御殿場市馬術スポーツセンター
※上記競技会でアジア大会出場選手が決まります。世界選手権はFEI(国際馬術連盟)出場最低基準をクリアした人馬のコンビで、この選考会の競技実績により選出されます。
総合馬術 5/16~18日本・JRA馬事公苑(全日本ヤング・ジュニア総合馬術大会)、6/11~13日本・三木ホースランドパーク(CCI2*Miki)、7/11~13日本・三木ホースランドパーク(全日本総合馬術大会)
※上記競技会および国外の選手は自身が申請した3大会の成績でアジア大会の出場選手が決まります。世界選手権は出場を希望している人馬のコンビがFEI(国際馬術連盟)出場最低基準をクリアした時点で代表として選出されます。
参加希望選手リストは公益社団法人日本馬術連盟サイトにてご覧いただけます。
人と馬の真剣さ、言葉を超えたパートナーシップの強さ、そんなシーンが見られそうです。ドキドキですね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
高橋
そういえば、以前ご紹介した"WarHorse"の舞台が日本にやってきます。スピルバーグ監督に映画「戦火の馬」を作りたいと思わせた舞台です。
東急シアターオーブ(東京渋谷)での公演になります。チケットは発売されているようですので、見てみたい方はお早めにどうぞ。