今どき!乗馬ファッション

みなさんは「乗馬」というとどんなファッションを思い浮かべますか?
「シルクハットや燕尾服」という答えもよく聞きます・・・が、それは競技会などの正装で、もちろん毎日そんな服装で乗ってはいません!(笑)

今回は、普段乗馬を習っている方がどんな服装をしているかご紹介いたします。

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馬術競技の正装スタイルです!競技種目によっても異なります。
とてもスタイリッシュで素敵ですが、馬術選手も普段の練習時のファッションは違いますよ~

◆乗馬の基本アイテム
①ヘルメット
騎乗者の頭を保護します。最近はサイズ調節可能なものや、通気性に特化したもの、女性向けのカラーや模様の入ったものなど、様々な商品があります。
以前のベルベット調のものから、最近は通気性が良く、軽量で、安全性の高いスポーツタイプのヘルメットが主流になりつつあります。

②ブーツ
ショートブーツとチャップスというふくらはぎに巻くアイテムと組みあわせて履くタイプや、ゴム製のライディングブーツ、本格的な革仕様のブーツなどがあります。

③手袋
手綱を握った時に滑りにくく、フィット感の良いものがお勧め、他のアイテムとカラーを合わせたり、手袋だけカラーを変えたりと、ファッションのポイントにもなります。

④ボディプロテクター
サイズ調節できるもの、エアバックタイプ、夏向けメッシュ素材などがあります。

※クレインの乗馬体験では、ヘルメット、ブーツ、ボディプロテクターのレンタルをご用意しています。

さて、ここからは乗馬ウェアをご紹介いたします。

◆トップス
夏はポロシャツが定番。日焼け防止・暑さ対策でスポーツ用のアームカバーとの組み合わせ等も人気があります。乗馬ブランドももちろんですが、ゴルフやテニスのブランド、冷汗素材など、スポーツにお勧めの素材や仕様のものであればOKです。
春や秋はベストなど、体温調節できるものが一枚あると便利です。
冬は動きやすいものであれば、フリース、ジャケットなども着用します。風を防ぐウィンドブレーカーなども人気です。
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◆キュロット(乗馬用パンツ)
乗馬専用のパンツを「キュロット」といい、様々な乗馬メーカーが商品を出しています。
夏のドライ素材、ストレッチの効いたもの、冬向けのコーデュロイや、レディース向けの刺繍やスワロフスキー付きなど・・・、昔に比べると本当にオシャレなものがたくさんありすぎて、迷ってしまいます!
レッスン中の突然の雨や、洗い替え、シーズン素材など2~3本用意しておくとよいですね!サイズも豊富で小学生向けの子供サイズもあります。
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参考にドイツのメーカー、ユーロスターのサイトを掲載いたします。
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◆雨対策
ゴルフなどと同様に、基本は屋外でのレッスンが多いので雨対策もしておくと万全です。
馬に乗る時に、邪魔にならない乗馬メーカーのレインコートがお勧めです。

◆暑さ対策
ドライ素材やクール機能のある肌着、日焼けをふせぐアームカバー、熱中症防止のネッククーラーなどがあると便利です。
他のスポーツ同様、こまめな水分補給と休憩を基本に、快適さをUPさせるファッションは重要ですね。

◆馬とのお揃いコーデも楽しみの一つ!
レッスンのパートナーである馬とのコーディネートを楽しむのもお勧めです!
少し上級編にはなりますが・・・馬の身につけるゼッケン(鞍の下に敷く布)や馬の足もとにつけるプロテクター、防音・防虫のためにつけるイヤーネットなどのカラーや模様を自分のファッションとリンクさせると気持ちもますます上がりますね!

とはいえ、なかなかイメージが湧かないですよね、参考にHV POLOの2018春夏コレクションのカタログを見てみてください。
HV POLOカタログ

昔に比べると、デザイン、機能性ともに充実しています。選ぶのも迷ってしまいますね!
お気に入りの乗馬ファッション。ぜひ見つけてください♪

Written by Okanami
画像:乗馬クラブクレイン

コドモ+乗馬=一生の宝もの

現在、乗馬クラブクレインクレインのジュニア会員(小学生~高校生)は約5,800名。
沢山の子供たちが乗馬を習っています。
子供から大人まで楽しめる「乗馬」の世界ですが、体も心も変化の大きい子供たちには、特に経験してもらいたい魅力がたくさんあります。
今回は子供達と乗馬の関係にスポットを当ててみたいと思います。

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お客様に乗馬クラブのご案内をしている時、「小さなお子さん達もたくさん通っているんですよ。」とお伝えすると、かなりの確率で「えっ!?騎手になるんですか?」という質問が返ってきます。
もちろん、競馬にあこがれて騎手を目指している子供たちもいますが、それだけではありません。「ピアノ」「水泳」「サッカー」などと同じように、ごく普通の習い事として通っている子供達もいます。中高生になると、部活代わりに一人で通う子、乗馬のライセンスを取得したり、競技を目指す子もいます。


①騎乗している時はもちろん!触れ合う時間が大好き

乗馬クラブクレインの会員様レッスンは基本1レッスン45分。
けれど、馬に触れ合う時間はそれだけではありません。馬に乗ること以上に、その他の触れ合いの時間も大好き!という子供たちが沢山います。
馬に乗る前の準備では、ブラッシングや鞍等の道具の装着を、レッスン後は汗を拭いてあげたり、お水を飲ませてあげます。大きなサラブレッドを引いて歩く事もあります。自分が乗る馬がボロ(馬の糞の事)をしたら、ちりとりを使いきちんと掃除をします。(※スタッフがそばでお手伝いもいたします)
厩舎をまわりながらお気に入りの馬達に声をかけたり、人参をあげたり、土日はのんびりと一日中過ごすことも珍しくありません。
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②実は少ない!?家族3世代でも楽しめる習い事
大人と同じルールで学ぶ!

私が勤務していた、埼玉や大阪のクレインでは、ナイターレッスンがあるので、平日の夜はジュニア会員の子供たちで賑わいます。パパやママが付き添いできてくださり、子供たちがレッスンの間はホールでのんびりしたり、テラスから子供達の様子を見学されたりしています。スイミングクラブのようですね!

中には親子で一緒にレッスンにでている方も・・・そうなんです!同じレベルであれば家族で同じレッスンに参加することもできるんです。
これは、様々な習い事の中ではかなりめずらしいかもしれません。(※ジュニア会員さんのみで行う若馬会(わかばかい)というレッスンもあります。)

もちろん親子だけでなく、おじいちゃんやおばあちゃんと参加している子供達もいます。平日の昼間はおじいちゃんお一人で馬に乗りに、土日はおじいちゃんとお孫さん二人で仲良くなど、年齢を問わず楽しむことができるのは「乗馬」ならではの魅力です。
「上手になったらみんなで乗馬旅行にいきたいね。」
「家でも、みんな、馬の話題で盛り上がりますよ。」
そんな声も聞く事ができます。
レッスン後のミーティングも大人と子供が一緒に参加します。時間やルールを守り、馬も人も安全に楽しく過ごす事を一つ一つ学びます。


③変化が早いくて大きい!子供の体

乗馬体験では大人の方も筋肉痛は当たり前!?全身運動の乗馬は、股関節は柔らかく、姿勢はまっすぐに、バランスの良い筋肉を作るなど、しなやかで変化しやすい子供たちの体に、乗馬運動はとても良い影響を与えます。
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④体だけでなはい「ココロ」に効く乗馬

パートナーである馬との時間を少しづつ積み重ねていくうちに、言葉が通じなくても気持ちを伝えることができること、性格も色々で怒ったり甘えたり、人間と同じように感情があること等を自然と学んでいきます。
最初は大きい動物が苦手だった子、人見知りだった子、ほかの習い事は全然続かなかった子等、様々な不安や悩みもいつの間にか改善されて、心も少しづつ成長していきます。

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私が15年近く乗馬体験やレッスンで沢山の子供たちを見てきた中で、「馬とふれあうことで、こんな風に変わるんだ。」という、馬の不思議な魔法のような力もたくさん目の当たりにしてきました。
子供たちが乗馬を習う期間は様々で、「一年間だけ」「小学生の間」「乗馬ライセンス~級が取れるまで」など、期間限定や短期間の場合もありますが、たとえそれが短いものだったとしても、その期間に培った馬との関係は、きっと、その後の子供達の成長に素晴らしい影響を与える「一生の宝物」になることは間違いないと感じています。

最後に、乗馬クラブクレインに通うジュニア会員さんのスケジュールをご紹介いたします。よろしければご参考ください。

【ある日曜日のジュニア会員さんの過ごし方】

9:00 パパと二人でクラブに到着
9:30 着替えを済ませて、馬の準備開始「今日の馬はだれかな?」
10:00 レッスン開始
10:45 レッスン終了、馬のお手入れ、ミーティング
11:30 早めのお昼ごはん。今日はクラブ内の日替わりランチ♪
12:30 お昼休憩中の馬達を見に厩舎へ。お気に入りの子はなにしているかな?
    「差し入れの人参も持ってきたよ!」
13:00 帰る前に...クラブハウスで学校の宿題も済ませちゃおう!
14:00 帰宅「また来週会おうね!」


全国のクレイン一覧(乗馬体験)はこちらからご覧いただけます。
夏休み、馬に乗りに来てみませんか?
https://www.uma-crane.com/maplist/

Written by Okanami
画像:乗馬クラブクレイン

クレイン審判アカデミー第一期生、アジア競技大会馬場馬術代表人馬選考競技会セクレタリーレポート♪

みなさまこんにちは、元持です。

今日は、クレイン審判アカデミー第一期生、庄司優子さん(東京)のご活躍をレポートします。

クレイン審判アカデミー、みんさん覚えていらっしゃいますでしょうか。
2015年に栃木と大阪で第一回講習会が開催されました。
庄司さんはその時の受講生で現在、審判アカデミーのメンバーの一人です。
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庄司優子さん  クレインアカデミー講師南條さん  菰田ゆかりさん

3級審判から始まり、様々な競技会で実績を踏み、現在では2級取得者として、公認競技の審判やセクレタリー※を務めていただいています。
※セクレタリーとは馬場馬術競技の審判員の隣に座り、ジャッジペーパーに審判員の言った点数やコメントを記入する役割を担います。

今回、5月28日・29日に御殿場で行われた18回アジア競技大会(2018/ジャカルタ・パレンバン)馬場馬術競技代表人馬選考競技会で、外国人ジャッジのセクレタリーを務めていただきましたので、そのお話をレポートいたします!
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ーまずは、初めてのご紹介となりますので、庄司さんが審判員資格を取得しようと思ったきっかけを教えてください。

『私は、自分も競技に参加しているのですが、ある時点で伸び悩んで行き詰った時があったんです。
それがきっかけでジャッジの事を勉強してみようと思いました。
今ではそのおかげで、点が伸びなかった理由が自分でも理解でき、どこをどう改善すればよいかわかって得点も上がってきました。』

ー今回の競技はすべての審判員が外国人ということですが、苦労した事とかございますか?

『日本人のジャッジだと、言っている意味が何となくわかるが、外国人の表現の仕方は様々なので、初めて聞くような表現は戸惑います。
だからあらかじめ、よく使う言葉を最初に確認しておきますね。
また、運動課目を言葉にしてから点数を言うジャッジと、点数だけを言ってそのあとコメントがくるジャッジなど、さまざまなタイプのジャッジがいるので、そのあたりも事前に確認しておきます。』

ー今回初めて聞いたような表現はありましたか?

『クルックド(crooked)、という表現がありました。要は、駈歩発進の際に馬が歪んでいるということを意味している言葉です。
この表現を聞いたときには、言葉があっているかどうかを聞きなおしましたね。』
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ー外国人ジャッジならでは、で感じることがあれば教えてください。

『外国人ジャッジは、リズムブレイク(銜受けが均等ではない事に起因するリズムの乱れ)と、額の面がビハインドになっているという部分にはとても厳しい、それから移行における入りと出だしですね。
停止の際のハーフホルトはだめだが発進は良し、など。今回ついたジャッジの方は、6.5以下の項目には必ずコメントを入れてあげていましたね。
また、外国人ジャッジのみなさんが言われていたのが、サプルネス(柔軟性)の部分で手が強くなりがちな人が多いので、もっと柔らかく、馬が背中を使って動けるように、と話されていました。』

ー外国人ジャッジについてセクレタリをしてよかったこと、またはセクレタリに入るにあたり普段から心がけることはありますか?

『外国人ジャッジにつくのはとても緊張するし疲れますが、ヨーロッパなど最先端の国の馬術状況を教えてもらえたり、運動の良しあしを身近で勉強することができます。これは本当に良い経験になります。
普段から心がけてることといえば、ハンドブック(英語版)を普段から読むということです。』

ー庄司さんが今後目指されるのは?

『やはり一級取得を目指して実績をたくさんつくっていきたいです。』

今回はお忙しい中、いろいろとお答えいただき、ありがとうございました。

クレインの審判アカデミーから、国際レベルのセクレタリーにまで入っていっていただける方がおられるのは本当に嬉しいことです。
現在2級審判を持っておられる方も20名ほどいらっしゃいますので、これからこういう場に出ていかれる方がもっともっと増えていかれると思います。

今回の会場には、2期生として岡山で審判講習を受講された菰田ゆかりさん(東京)も見学に来ていただいてました。
今後、庄司さん筆頭にたくさんの方が、より多くの競技会で実績を積んでご活躍されることを期待しています。

7月に行われる全日本馬場パートⅡでも、クレイン審判アカデミーから3名の方がセクレタリーに入る予定です。

競技のご声援ももちろんお願いしたいですが、ぜひジャッジボックスの中も少し覗いてみてください。
お知り合いの方がいるかも・・!?

最後に、庄司さん宛にクレイン馬場部部門長の瀬理町からコメントが届いておりますのでご紹介いたします。

『まず始めに、クレイン審判アカデミー第一期生から、代表選考のような重要競技のセクレタリーに抜擢されるような方が存在するのはうれしい限りです。
 国際審判員のセクレタリーはどなたでもできるという役割ではないだけに、庄司さんの活躍は他のメンバーの方にとっても大きな目標になってくれると思います。
 2020を視野に入れて発足したアカデミーです、着実に目標に向かって皆さんの努力が実を結びつつあることを実感しています。
日本の馬場馬術界の為にも頑張ってください!』

以上、瀬理町部門長からの激励コメントでした('ω')ノ
では今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

元持真麻