第17回アジア大会便り ~我々のアジア大会はまだ終わらない3~

【アジア大会便り vol.30】

昨日の雨、強風が嘘の様に晴れました。
これも台風の影響なのでしょうか?

朝晩は冷え込みますが、日中は相変わらず日差しが痛いくらいです。
ですが、日が陰ると肌寒く、やはり秋が訪れていることを感じさせます。

1004_1s.jpg

1004_2s.jpg

我々は今日も穏やかな一日でした。
が、競技場までの道は渋滞...今までに無いくらいに混んでいました。

どうやら、今日は韓国の祝日だったようです。
(たまたま見た2-3日前の天気予報で、日曜と同じ様に赤くなっていたので、
多分そうだと思います。)

苦労して(苦労したのは運転手さんですが...)到着した
競技場も滞在していた中で一番賑わっていました。

公園にはコスモス畑を楽しむ家族、観客席は満員御礼のお客さん...
そうです、今日は近代五種男子の団体・個人戦が行われていたのです。

近代五種の馬術は、貸与馬形式の障害競技で行われ、
高さは1m程度だったと思います。

当然減点方法なのですが、1落下が7点、2落馬失権、
拒止は減点されず、しまいにはパスしてもよいみたいでした。
(いまいちルールが解っていなく、申し訳ありません。)

1004_3s.jpg

1004_4s.jpg

1004_5s.jpg

そしていよいよ、最後まで残っていた仲間達が帰路につきました。
無事に見送ることの出来た安堵感と、
仲間達が去って行ったさみしさとが入り交じります。

1004_6s.jpg

厩舎には馬も人も居なくなり、
改めてアジア大会が終わったのだと感じました。
長い期間でしたが、アッという間に過ぎ去った期間でした。

1004_7s.jpg

選手、グルーム、関係者の皆さん、当然、愛馬達へ「お疲れさまでした」。
最後まで応援して戴いた皆様、大変ありがとうございました。

今大会では、クレインから9名の社員が競技へ
携わることが出来、それぞれがそれぞれのポジションで
最大限の力を発揮することが出来たと思います。

この経験を活かし、国内外を問わず
今後の競技へ向けて、さらに一層努力いたします。

1004_8s.jpg


古川 雅樹

第17回アジア大会便り ~我々のアジア大会はまだ終わらない2~

【アジア大会便り vol.29】

今日も平和な一日でした。

競技場はフラットワークを行っている馬がちらほらいる程度で、
閑散としています。

昼からは近代五種の女子種目が行われたようです。

1003_1s.jpg

今日はちょっと寄り道です。

韓国の市街地(いわゆるショッピング街)は華やかです。

1003_2s.jpg

1003_3s.jpg

1003_4s.jpg

ですが、競技場周辺は急速に開発したような場所で、
一昔前の日本を想像させます。

あまり多くの海外に行ったことはありませんが、
今の日本で生活している私は、非常に恵まれているのではないかと考えさせられました。

メイン競技場にも足を延ばしてきました。

1003_5s.jpg

1003_6s.jpg

馬術を含め、日本選手団は健闘しています!

1003_7s.jpg

残すところ、わずかとなりましたが最後まで頑張りたいと思います。

1003_8s.jpg


古川 雅樹

第17回アジア大会便り ~我々のアジア大会はまだ終わらない~

【アジア大会便り vol.28】

ほとんどの大会関係者が会場を去って行きました。

昨日までの活気とはうってかわって、厩舎は閑散としています。

しかし、そんなことは私には関係ありません。
ヨーロッパから来ている馬達を見送るまでは、終わることが出来ないのです。

そんな中、「近代五種」の馬術の試走があったようです。
昨日までは「馬術」、今日からは「近代五種」。
なかなかのスケジュールです。

ところで、このレポートの一番最初にあった写真を覚えていらっしゃいますか?
選手と役員は「アスリートヴィレッジ」(選手村)という場所に滞在していました。
こんな場所で生活していました。

1002_2s.jpg

1002_3s.jpg

1002_4s.jpg

外見はきれいな場所ですが、ニュースでも報じられた通り、
生活するにはちょっと不具合の多い場所だったと感じました。

1002_5s.jpg

1002s.jpg

選手村は競技場から20kmちょいの所にあります。
選手はバスで競技場まで行かなければならず、
朝の交通渋滞に巻き込まれると1時間位掛かって通っていました。

競技が終わってしまった今、そのバスも運行本数が減ってしまい、
競技場への行き来が一苦労です...

1002_6s.jpg

全ての日本の馬達が無事に帰路に着くまで、
何事も無いことを祈るばかりです。


古川 雅樹

第17回アジア大会便り ~障害馬術個人 個人で銀・銅メダル獲得!~

【アジア大会便り vol.27】

昨日は競技の最終日、障害の個人戦が行われました。

前の日に降った雨で馬場状態が悪く、
当初の開始時間から1時間半遅れての開始となりました。

午前中は第1ラウンド。
日本は林、平尾、杉谷の3選手が出場。

ほとんどの選手が減点「0」か「4」という激戦の中、
平尾、杉谷両選手が見事、減点0で第2ラウンドへ駒を進めました。

第2ラウンドは障害の数は減ったものの、160cmの障害が多くなり、
見応え十分なコースとなりました。

そんな「ごっつい」障害でしたので、なかなか減点「0」の選手が出ません。
減点選手が続く中で、我ら日本選手の1番手、平尾選手。
見事に減点0!!

その後、サウジアラビアの選手が満点走行で、
2名の減点0で迎えた、最終走行の杉谷選手。
すばらしい走行でしたが、な、なんと最終障害で痛恨の1落下...

1001_3s.jpg

1001_5s.jpg

結果、銅メダルをかけて減点4の選手8名、
金メダルをかけて2名の選手のジャンプオフ(優勝決定戦)となりました。

当然ですが、全ての選手、走ります。
こんなに走って、あんな高い障害飛べるのだろうかというくらい。
でも、落とさないんですよね。

1001_6s.jpg

1001_7s.jpg

1001_4s.jpg

不謹慎な言い方ですが、見ている方としては、
落としてくれて少しでも日本選手に有利になることを願ってしまうんですが。

3位決定戦の最後に出場した杉谷選手。
見事に減点0、タイムも一番早く、銅メダル確定です。

優勝決定戦は、先に走行したサウジアラビアの選手が
減点0でなかなかのタイムで帰ってきてしまいました。
プレッシャーのかかる平尾選手。

残念ながら1落下で銀メダルとなりました。

しかし、障害個人のメダルは10数年ぶりと言っていましたので、快挙だと思います。
上位の3選手は、全員、世界選手権からそのままアジア大会へ参加したとのことです。

1001_2s.jpg

当然、夜は祝勝会!! (毎晩、遊んでいる訳ではありませんので悪しからず)

全ての競技日程が終了しました。
選手、馬達の最高のパフォーマンスを間近で見れたことは、
すばらしい経験となりました。

選手、馬、グルーム、役員、サポートしていただいた全ての方々、
お疲れさまでした。

1001s.jpg

また、最後まで応援して下さった皆様、大変ありがとうございます。

しかし...私のアジア大会は、まだ終わりません...


古川 雅樹

第17回アジア大会便り ~障害馬術個人 インスペクション無事通過~

【アジア大会便り vol.26】

あいにくの空模様でした。

朝は雨の中、障害個人戦に向けてのインスペクションが行われ、
日本の馬達は問題無く通過しました。

0929_5s.jpg

日中は競技も無く、選手達は明日に向けてリラックスした時間を過ごせた1日となったでしょう。

1日降った雨で、水はけの悪い馬場は水浸しの状態ですが、
競技運営の方々の必死な作業で修復を行っていました。
ベストな状態で馬達が走行出来れば...と思います。

明日はいよいよ最終日。障害個人戦が行われます。
日本からは3頭が個人戦に参加します。

目指せ、センターポール!!


古川 雅樹

第17回アジア大会便り ~障害馬術団体 銅メダル獲得!~

【アジア大会便り vol.25】

いよいよ障害チームの出番です。
障害のネーションズカップ(団体戦)は、午前と午後の2ラウンドで行われ、
それぞれのラウンドで上位3名の総減点の合計を競います。

日本チームは午前の第1ラウンドを4位で終わり、午後の第2ラウンドへ挑みました。
第1ラウンドとコースは同じでしたが、水郷障害が無くなり、
140cmから145cmの高さに上がりました。

各国の選手が苦戦する中、日本選手は大健闘しました。

0929_4s.jpg

結果、一つ順位を上げて「銅メダル」を獲得することが出来ました。

0929_2s.jpg

~中野コーチのコメント~

「僅差の中、よく三位(銅メダル)に届いてくれました。
カタール、サウジの馬達はやはりずば抜けた馬達が揃っていて、
アラブを押さえて日本が3位に入ったことは大健闘だと思います。
世界選手権の悔しさをバネに、いいチームワークでメダルを
取れたことを喜びたいと思います。応援して下さった皆様、
ありがとうございました。引続き個人戦も頑張ります。」

0929_3s.jpg

競技終了後、イギリスから来ていた田中選手と
マーキードプレスコ号が帰路につきました。

0929_1s.jpg

丸2日の移動時間ということです。
人馬とも、無事を祈るばかりです。

夜は障害チームの祝勝会。
銅メダルを祝うとともに、個人戦に向けて鋭気を養いました。

0929s.jpg


古川 雅樹

第17回アジア大会便り ~いよいよ障害馬術が始まります~

【アジア大会便り vol.24】

昨日は競技がありませんでしたが、朝から忙しい一日となりました。

朝一は、日本から行動をともにしていた馬と仲間が帰路につきました。

0928_2s.jpg

韓国へ渡りはや2週間、長いようであっという間の時間を
「感動」という言葉で埋め尽くしてくれた仲間達です。

そして、見送ってすぐに障害のインスペクション。
明日の障害団体に向けて4頭の馬達が出場し、無事に全馬、パスしました。

午後からはファミライゼーション(フレンドシップ)が行われ、
各国の馬達が実際の競技場を使い、障害を飛んだり、
馬に競技場の雰囲気を慣らすことを行いました。

素人目線ですが、日本の馬達は調子が良さそうです。

0928_1s.jpg

本日は障害の団体戦。
一つでも上のポジションを目指して、選手と馬をサポートしたいと思います。


古川雅樹