サラブレッドとは?特徴・性格・歴史をわかりやすく解説

馬ってどんな動物

競馬でおなじみの「サラブレッド」。
長い脚、しなやかなフォーム、スピード感あふれる走りで、多くの名馬たちがファンを魅了してきました。
でも、「サラブレッドってそもそもどんな馬?」と聞かれると、意外と説明がむずかしいかもしれません。

この記事では、サラブレッドの歴史や特徴、性格の傾向まで、競馬ファン、馬好きさんなら知っておきたいポイントをわかりやすく解説します。

サラブレッドの由来と特徴

サラブレッド(Thoroughbred)は、その名の通り「徹底的に(Thorough)改良された(Bred)」品種。17世紀末から18世紀にかけて「速く、強い馬」を目指して血統改良が進められ、誕生しました。

・ 体高:約160cm
・ 体重:約500kg
・ 走行速度:人を乗せても時速60km以上

美しいスタイルと驚異的なスピードを併せ持つ、世界で最も有名な馬の品種のひとつです。サラブレッド同士の交配から生まれた馬だけが、正式に「サラブレッド」と認められます。


性格や個性は十頭十色

血統は規格化されていても、性格や得意分野は本当にさまざま。甘えん坊、いたずら好き、怖がり、おっとり型…個性豊かなのもサラブレッドの魅力です。

例えば有名な競走馬・ディープインパクトは「人なつっこく、教えたことをすぐに覚える優等生」と言われ、関係者からは「お坊ちゃまくん」と呼ばれていたほど。

乗馬クラブでは、馬ごとの性格や能力を活かし、障害飛越が得意な馬は障害レッスンへ、繊細な動きが得意な馬は馬場馬術へ、といったように活躍の場が分かれていきます。騎乗やお手入れを通じてお気に入りの馬が見つかると、乗馬がさらに楽しくなりますよ。

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サラブレッドの毛色

サラブレッドには、さまざまな毛色があります。

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毛の色は茶色系も細かく分類され、様々な色があります。馬の個体を覚える時は、毛色と白斑という顔の模様を合わせて、覚えるのがお勧めです。

サラブレッドの原点と歴史

サラブレッドは、すべて1700年代に活躍した「三大始祖」と呼ばれる3頭のアラブ系種牡馬の子孫です。

・ バイアリーターク
・ ゴドルフィンアラビアン
・ ダーレーアラビアン

この3頭から改良が進められ、現在のサラブレッドにつながっています。
日本に導入されたのは明治時代。当初は軍馬として活躍し、その後競馬・乗馬へと広がりました。

現在、生産頭数トップはアメリカ、次いでオーストラリア。世界中で飼育されるほど、国際的に知名度の高い品種です。

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まとめ:ロマンあふれる「血統の馬」

サラブレッドは、スピード・美しさ・賢さを兼ね備えた特別な品種。
すべてが同じ血統につながるというロマンが、世界中の人々を魅了しています。

乗馬クラブでサラブレッドとふれあえば、その優雅さや個性を間近で感じることができます。
競馬で見る速さだけでなく、乗馬で出会う「一頭一頭の魅力」にも、ぜひ注目してみてください。



written by Okanami

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