馬で森の中を走り抜ける!

馬術競技・大会

朝、森の中に入ると木漏れ日が心地よく、鳥たちのさえずりが聞こえる。

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少し周りを見渡すと、んっ!馬の看板が見える。

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その先は大きな丸太みたいなものが・・・
そう、ここは兵庫県三木市にある三木ホースランドパークです。
こんにちは、高橋です。第45回全日本総合馬術大会2015に行ってきました。
9月5日は総合馬術2日目、クロスカントリーが行われました。
朝、コースを少し歩いてみたのですが・・・
坂あり、丸太あり、池ありと馬で走るには難しそうな、その技術力が求められるコースが組まれていました。

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このコースを馬で走って行くのか・・・
やっぱりすごい!
何回見ても、どうやって馬で越えて行くのか想像がつきません。
クロスカントリーでは馬のスピード・スタミナ・ジャンプの能力が試されます。そして、同時に選手は自分が乗る馬のペースや特徴を理解しているかを試されます。
例えばこの障害、連続して設置されています。


根岸選手とバーリントンスター、CIC2*競技に出場していました。
みなさん、どこが障害かわかりましたか?
最初の丸太(障害名はビッグログ)を飛んだあと、水に飛び込みます(飛込み水濠)。そして、さらにジャンプして水から飛び出し(バンケット)、再度、水に入り、映っていませんが、さらにその先に障害が設置されていました。
最初のビッグログを飛んで、飛込み水濠の時に、馬が躊躇しそうなのを感じ、勇気づけるかのように「はっ!!」と声を出す選手もいました。
コースを完走するだけでなく、規定タイム内にゴールを切らなければならないので、走るところはペースを上げます。


片山選手とリーノレオン
他出場選手の動画はこちらでご覧いただけます。
2日目が終わった後、馬たちは脚を冷やされ、湿布され、明日の朝に行われるホースインスペクションに備えて、獣医に調子を診てもらいます。
3日間続くというのが、総合馬術の見どころでもあります。
いかに3種目の競技を乗り切るか。それも重要なポイントです。
引き続き最終日の様子をお届けします。
高橋
時を同じくしてイギリスではThe Land Rover Burghley Horse Trialsが行われていました。
さすが、イギリスでも大きな大会のひとつ、賑わいがすごいです。