全日本ヤング総合馬術大会2015
こんにちは、高橋です。
いよいよ馬術競技のシーズンが始まりました。
5月は毎週末、日本のあちらこちらで、馬術競技が開催されています。
この5月22日~24日は、東京世田谷にありますJRA馬事公苑で第36回全日本ヤング総合馬術大会が開催されていました。
競技開始前、晴天のグラスアリーナ。
総合馬術。
このブログでは何度か総合馬術の大会の模様をお伝えしてきましたが、みなさま覚えていただけましたでしょうか?3日間3種目の競技で競われる総合馬術、一番の見どころは、やはり2日目のクロスカントリーです。
クロスカントリーは自然の中に設置された障害を、途中ものすごいスピードで走りながら飛越していきます。
なぜ、そんなに急ぐのか?
それは、規定タイムが設定されているので、タイムインしないと減点されるからです。
例えば、今回行われていたCCI1*競技はコースの長さは3640m、520m/分で25障害と設定されています。
コースは直線ばかりではないですから、ところどころスピードを落とすことを考えると、走れるところはスピードを上げて走っておかないと間に合わないんですね。
CCI1*競技の平井選手とクラシックリアクション、走っています。
最近話題の自撮りドローンがあると、コースを走っているところ全体を見ることができるかもしれませんね。
この日は土曜日、お近くにお住まいの方に競技のお知らせをしていたからか、まだ、乗馬を、馬を知らない方がたくさんいらしゃっていました。
コース脇の芝生でランチしながら見る方や、お子様連れの方も、思い思いのスタイルで競技を観戦。はじめて馬を見て、クロスカントリーを見るこどもたちは、近くを馬が通り過ぎていくのを見て「すごーい」とか「こわーい」とか・・・確かに目の前の馬は大きいですし、スピードがありますからね。
トレーニング競技の小野選手とコークスクリュー、こどもたちとカラスの声が・・・
クロスカントリーは2日目の種目、3日目は障害馬術があります。
馬にとって脚は命、競技後はケアを怠りません。
もちろん、クロスカントリー競技に出るときもです。
競技でも、競技の裏側でもそうですが、やはり馬あっての馬術。
みなさん、第一に馬を気遣います。
それを知ってから知らずか、準備されている時、馬はじーっとしています。
今日は第36回全日本ヤング総合馬術大会2日目の様子をお届けしました。
大会の結果は日本馬術連盟サイトでご覧いただけます。
この日の様子は、動画でご覧いただけます。こちらからどうぞ。
馬術競技は目の前の競技を見ながら、少しずつルールがわかってくると、楽しくなってきますし、選手を応援したくなってきます。
ぜひ、このシーズンお近くの馬術競技を見に行ってみてください。
総合馬術は次回、7月25日(土)~26日(日)山梨県小淵沢にあります山梨県馬術競技場で開催されます。
高橋