御殿場で行われた4スターの競技会を取材してきました!

馬術競技・大会

こんにちは。障害馬術取材チームです。
今回は9月4日~6日にかけて静岡県御殿場市で行われた
2015 Fuji Horse ShowAutumn Grand Prix CSI1*-W Fujiに取材に行ってきました。
この週は、雨続きで天候が一番気になりましたが
競技会2日目は久しぶりの晴れ!
競技の合間には、スプリンクラーで放水する場面も見られました。

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※写真:馬場にスプリンクラーで放水する様子
それでも、午後は午前の暑さが嘘かのように、涼しくなり、馬術観戦日和に。
さて、今回は、4スター(※1)というもっとも競技レベルが高く(ワールドカップ予選もあり)結果が良ければ全日本出場ポイントも多く入る競技会でした。
だからそこ、選手たちにとって、非常に重要な試合だったのです。
(※1)大会毎に求める競技レベルを「スター(*)」で表現しており
上級から4*(フォースター)、3*(スリースター)、2*(2スター)、1*(ワンスター)
競技会2日目の第15競技「フジオータムグランプリCSI1*-W Fuji」(大障害B)は
障害の高さが150cm以内、幅が170cm以内の障害が13個以内で構成されており
障害の高さもさることながら、選手ではない私たちから見ても、
非常に難易度が高いとわかるようなコースでした!
日本リーグの中間獲得ポイントでトップ10に入る選手や
クレインのグレナディール選手など、強者が集結した競技で
とても見ごたえがありました。

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※写真:入念に下見を行う選手たち

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※写真:下見中の選手たちを見守る馬たち
(ず~っと選手たちの方を見て待っています。どんな心境なのでしょうね)
その後に行われた第17競技「フジ中障害飛越競技A」には
中野善弘選手や重枝佑佳選手、木下建太郎選手ら、クレインからは7名の選手が出場しました。
1番目に走行した中野選手は、一つバーを落とし減点4で4位に入賞しました。

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※写真:中野善弘選手とCRNベガス
2番目に走行した重枝選手はパートナー馬のライブワイヤーと初めて140cmの障害にチャレンジ!
選手と馬にとって、10cm障害が高くなるというのは数字で見る以上の違いがあるそうです。
そんな状況の中でも、重枝選手は安定した走行を見せてくれました。

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※写真:重枝佑佳選手とライブワイヤー
クレインの選手の中では最後の19番目に走行した木下選手は減点ゼロで
3位に入賞しました!

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※写真:木下建太郎選手とアンタッチャブル
中盤から曇り空で写真も暗くなってしまいましたが
晴れているとさすが富士山のふもとといった景観が広がります。

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次回ブログでは、競技会の最終日についてご紹介します!