馬ってどんな動物?~馬の目と視野のひみつ~

大きくて愛らしい馬の目。
「馬の顔の中でどのパーツが好き?」と聞かれたら、「目!」と答える方も多いのではないでしょうか。(私もその一人です)
今回は、そんな馬の目の特徴について、少し詳しくご紹介します。
馬の視野について
馬の目は顔の両側に位置しており、さらに瞳孔が横長に開いているため、約350°もの非常に広い視野を持っています。
死角になるのは、自分の真後ろ付近だけです。
また、馬は視野の端で動くものに特に敏感に反応する仕組みになっています。
そのため、真後ろや足元で何かが動くと、驚いたり警戒したりしやすいのです。
自然界では、草食動物は身を守るために、いち早く敵を察知する必要があります。
草を食べながらでも周囲を見渡せるよう、横長の瞳孔と広い視野が発達しているのですね。

距離の判別
距離を正確に把握するには、両目で同時に対象を見る必要があります。
これは人間も馬も同じです。
しかし馬は、350°の視野のうち、両目で同時に見られる範囲はわずか65°程度しかありません。
そのため、距離感をつかむのが少し苦手です。
そこで馬たちは、あごを前後に動かしたり、頭を上下に動かしたりして、距離を調整しながら見ています。
人間でいうと、遠近両用メガネを使っているような状態に近いかもしれません。

色の識別
人間と馬では色覚が異なり、同じ景色を見ていても見え方は大きく違います。
人間は赤・青・黄色の3原色を識別できますが、馬は赤の識別が難しく、青もはっきりとは見えません。
そのため、馬が見ている世界は、全体的に黄色味がかった灰色に近いと考えられています。

暗いところでも見える理由
馬の目には「タペタム(輝板)」と呼ばれる、わずかな光を増幅する構造があります。
これによって、暗い場所でも視界を確保することができます。
暗がりでライトを当てたときに、動物の目が光って見えるのは、このタペタムが光を反射しているためです。
タペタムは、ネコのような夜行性の哺乳類や、深海魚などにも見られる特徴です。
馬の目について、少しでも新しい発見はあったでしょうか。乗馬体験にいらした際には、
「馬にはどんな景色が見えているのだろう」
と思いを巡らせてみてください。
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