誕生日は全員お正月!?~意外と知らない競走馬の基準日~

私、知らなかったんです。「競走馬は全員、1月1日が誕生日」なんです!
競馬に詳しい方には当たり前かもしれませんが……競走馬の世界では、品種にかかわらず、すべての馬が同じ日を“誕生日”として年齢が決まります。今回は、そのちょっと不思議な仕組みをご紹介します。

■競走馬の年齢は1月1日で決まる

競馬では、馬の年齢は毎年1月1日に一斉に加算されます。12月生まれの馬も1月生まれの馬も、翌年の1月1日を迎えると同じ年齢です。例えば、2024年5月生まれの仔馬も、2025年1月1日には「1歳」と数えられます。このルールによって、同じ年齢の馬同士でレースができるのですね。このきまりは「ユニバーサルバースデー」と呼ばれています。

■なぜ1月1日なの?

なぜ1月1日なのかというと、競馬の開催時期と馬の成長をそろえるためです。競走馬の多くは春生まれです(人間の子どものように、誕生日にもともと大きな幅がないんです!)。1月1日を基準にすると、同じ年の馬同士でレースを組みやすくなります。また、年齢を統一することで「同じくらいの体力や筋力の馬」がそろうメリットもあります。人間でいう、小学1年生・2年生の区切りのようなものでしょうか。

■乗馬と競走馬の年齢感覚の違い

乗馬クラブで接する馬は、基本的には生まれた日を基準に年齢を管理しています。そのため、競馬と乗馬では“同じ年齢の馬”でも感覚が少し違うのです。例えば、競馬の世界で3歳馬でも、実際にはまだ2歳半くらいの体格しかないこともあります。この違いを知ると、競走馬の成長や調教のペースが少し異なることがわかります。

■年齢の数え方で競走のドラマが変わる!?

年齢基準は、レースのドラマにも大きく影響するそうです。3歳馬限定のレースでは、早生まれの馬が少し有利になることもあれば、小柄な馬が軽やかに走る場合も……。
「年齢1つでこんなに違うの?」と思うかもしれませんが、競走馬の世界では、この小さな違いが勝負の差になることもあるんですね。

ちなみに、馬の平均寿命は25歳ぐらい、成長のピークは4歳ぐらい(人間の20歳相当)といわれます。ただし、乗馬の競技の世界では、10歳ごろの精神的にも成熟してきた頃が良いとされ、オリンピッククラスなどの競技では、若い馬よりも8歳以上、9歳以上でないと出場できないという規定があったりします。人間でいう「脂ののってきた時期」といった感じでしょうか。

■馬の年齢にも物語があります

馬の年齢は、単なる数字ではなく、成長や経験を示す目安にもなります。競走馬も乗馬の馬も、年齢に応じてできることや体力のバランスが変わります。そして、落ち着きや態度も年齢によって違いがあります。

乗馬も競馬も、その馬の年齢を知ることで、レースを見るときに
「この馬はまだ若いんだな」
「同じ年齢でも個性が違うんだな」
といった視点で観察でき、より面白く感じられるかもしれません。

競馬で見てきたあの馬たちと同じように、乗馬クラブの馬たちにも、それぞれの年齢と歩んできた物語があります。乗馬クラブでは、各馬の厩舎に誕生日や父馬・母馬の名前などが記入されたプレートが掛けられているので、ぜひゆっくり見てみてくださいね。

written by Okanami

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