白馬神事(あおうましんじ)2024

白馬神事(あおうましんじ)2024

遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今回のブログは「白馬神事」レポです!「白馬」と書いて「あおうま」と呼ぶ「白馬神事(あおうましんじ)」。以前から訪れたかった神事にやっと行くことができました!

 年明けは多くの儀式、神事が全国の神社で行われます。中でも住吉大社(大阪)の「白馬神事」は京都の白馬奏覧神事とならび、とても有名で「年の初めに白馬を見ると、無病息災邪気を払う」という故事に由来しています。現在は、白馬神事を執り行う神社はとても少なくなっているので貴重ですね!

●住吉大社の神馬「白雪」号ご紹介

 住吉大社の神馬は代々白馬で、平安時代以降、白河天皇や源頼朝などにより奉納されていました。この伝統が現在も続いています。以前は常に住吉大社の厩舎にいたそうですが、現在は神事の前後のみ滞在する形に変わっています。

・誕生日  平成21年5月7日
・出生地  北海道函館生まれ
 日本在来馬北海道和種 佐目毛 雄 
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 子ども達を連れ、いざ出発!住吉さん(関西では愛着を込めて住吉大社はこう呼ばれています)の専用駐車場はすでにいっぱいで、近くの有料パーキングに駐車しました。到着して本殿に向かっていると、なんと運のよいことに、白雪号は出番前の曳き馬中で、森の中に居ました。クレインに通っているお姉ちゃんも大喜び!全身まっしろに、瞳のブルーグレーが際立ちます。普段は見ることのない、神事用の艶やかな飾りや、佐目毛特有の上品で美しい雰囲気にうっとり♪

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↑森の中をクルクルと歩きながら準備運動。
人も少なくとても近くて白雪号に会えるので実は穴場かも!?

11:00の神事の開始時間前には本殿前は人!人!ぎゅうぎゅう詰めになりながら、神事の開始を待ちます。

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↑白雪号の登場!

 とうとう白雪号登場!祝詞の奏上後に白雪号は各本宮をまわり、その後、速歩で前本宮を巡ります。白雪と目が合うと縁起が良いともされ、近くに来ると歓声が上がっていました。沢山の人々が見守る中、落ち着いて歩いている白雪号。

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↑鼻でつついたり、なつっこい白雪号
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↑みんな大注目の中、ボロしちゃいました(笑)
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↑すぐ近くまで来てくれました
 ポカポカ陽気の晴天の中、無事に神事は執り行われました。そして、白雪号の退場後...もう一つの大きなイベントが!それが「限定お守り&御朱印の販売」です。御朱印集めをしている人は、おそらく絶対に手に入れたいであろう貴重な「白馬神事」の後にのみ販売される、白馬の印の押された御朱印が登場します。そしてこちらもまた限定の竹駒守り。どちらもこの日にしか手に入れることができないので、大人気なんです!
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↑限定御朱印&めずらしい刺繍御朱印もゲット
写真では少し見づらいかもしれませんが、赤い太鼓橋の部分は刺繍で描いてあります

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↑手が込んでいて、とてもかわいい竹駒守り(画像は小サイズ\1500) 

 沢山の人が殺到するので、購入したい方は要注意。なるべく販売場所の近くで神事を観覧することをおすすめします(汗)私は一番近い真横で観覧していたのですが、それでもうちの子は危うく押しつぶされてしまうところでした。

 そしてもう一つ、注意事項が... お正月期間は住吉さんのパーキングはすぐ満杯になってしまいやすく、また、周辺の有料駐車場はびっくりするぐらいな金額に代わります!訪れる際は時間に余裕をもってお出かけください。


 初めて白馬神事の日に訪れましたが、馬好きにはたまらない、楽しいお正月の1日を過ごすことができました。8月1日の住吉祭神輿渡御でも白雪号に会うことができますので、ぜひ住吉大社を訪れてみてくださいね。


written by okanami

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