馬ってどんな動物?【9】・・・乗馬クラブクレインの馬の1日
こんにちは。高橋です。
今日は梅雨にはいったけど、快晴
のクレイン茨城からお届けします。
今回は馬の1日にスポットをあててお届けします。
朝は6:00頃に1回目の飼い(ごはん)が配られます。また、体調をみるために体温を測り、OKであればスタッフにより運動を行います。
ごはんの中身はというと・・・
乾草やヘイキューブ等、基本は草です。いくつかの種類を栄養のバランスをみて与えます。
1頭1頭、運動量や健康状態に応じて内容が変わります。
11:00頃、昼飼いを食べるカリーノ。
馬たちは1日4回(6:00、10:00、15:00、20:00)に分けて、ごはんを食べます。
というのも馬の胃は一度に多くの食べ物を消化することができないからです。
その上、馬の腸は長く、180度にまがっているところが2カ所あり、おりたたまれるようにお腹におさまっているため、食べたものがつまりやすくなっています。(人間で言うと便秘のようなものです。馬の場合は疝痛せんつうといいます。)
今日、朝から疝痛だったウォータネバダ。治療中に動かないように鼻ねじをされています。
がんばれ~
疝痛の時は、1日レッスンもお休みし治療に専念します。もちろん、ごはんは抜きです。
通常、馬たちは1日に2レッスン~6レッスン、休憩をはさみながら参加します。
レッスンに参加している間、もしくは休憩中に馬たちのお部屋(馬房ばぼう)が掃除されます。
お部屋掃除待ちの秋(シュウ)、そして奥は獣医さんに治療されているウォータネバダ。
掃除したあとのお部屋は・・・
木くずが敷き詰められてふわふわです。馬たちはもどってくると、気持ちよさそうに寝転がったりします。
最後のレッスンが終わると、馬たちは足を洗い、手入れされ、お部屋(馬房ばぼう)に戻ります。
馬房にいるときは、ぼーっとしているか、立ったまま寝ています。
私の見た感じではありますが、馬たちはごはん前が一番テンションがあがります。
鼻をならして、前かきをして、自分のところにごはんが来るのを待っています。音がお届けできないのが残念ですが、馬たちの個性的な鳴き声を聞くことができます。(ドゥドゥとかヒーンとかヒヒヒとかです・・・わかりづらいですね・・前かきとは馬が何かを訴えるときの仕草のひとつで、前足をあげて地面をカツカツとかきます)
毎日見ている馬たちですが、みんな表情があり、個性的で、いとおしい存在です。
大きな瞳でみつめられると、何かをしてあげたくなります。
みなさんも、「見つめてもらいたいなぁ。」とか思えてきましたか?
そんな方はお近くの乗馬クラブクレインへお越しください。
いつでもお待ちしております。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
高橋