見ればきっとハマる!はじめての馬術競技入門

馬術競技・大会

華麗なる“人馬一体”のスポーツ

オリンピック競技としても知られる「馬術」。
馬と人が息を合わせて挑む姿は、まさに“人馬一体”の芸術です。
一口に馬術といっても、実はいくつもの種目があり、それぞれに個性と見どころがあります。
ここでは代表的な4種目を、初心者の方にもわかりやすくご紹介します!

1. 障害馬術(ジャンピング)

🏆 スピードと正確さの勝負!

コース上に並ぶ障害物を、決められた順番で飛び越えてゴールを目指す種目です。
障害を落としたり、馬が止まってしまうと減点。
減点が少なく、かつ早くゴールした人馬が勝ちです。

大会によっては、高さ160cmを超える障害を飛ぶこともあり、
その迫力とスピード感はまさに圧巻!
観戦でも一番人気のある種目です。

2. 馬場馬術(ドレッサージュ)

💃 優雅で美しい“馬のフィギュアスケート”

20m×60mのアリーナで、馬がさまざまなステップを踏みながら演技を行う種目です。
馬の動きの美しさ、正確さ、そして人との調和を審判が採点します。

「パッサージュ(気取って歩くステップ)」や
「ピアッフェ(その場で足踏み)」など、
馬がまるで踊るように動く姿はまさに芸術。
音楽に合わせて自由に構成する演技もあり、
観客から拍手が湧き上がることも少なくありません。

3. 総合馬術(イベンティング)

🏇 3日間で挑む、究極のオールラウンダー!

同じ人馬が「馬場馬術」「クロスカントリー」「障害馬術」の3種目を連続で行います。
中でも注目は、2日目のクロスカントリー。
自然の地形を利用したコースに丸太や水濠などの障害が並び、
スピードとスタミナ、そして信頼関係が試されます。

最終日の障害馬術では、疲れた馬をいたわりながら正確に飛ぶ冷静さも必要。
“体力・技術・チームワーク”すべてが問われる総合競技です。

4. エンデュランス(耐久馬術)

🌅 人馬の絆で挑むロングライド

「馬のマラソン」と呼ばれる長距離競技で、
トップレベルでは160kmを走破することも。

30〜40kmごとに獣医チェックが入り、
馬の心拍や疲労状態を見ながら進むため、
スピードよりも「どれだけ良いコンディションを保てるか」がカギになります。

ゴール後、最も健康状態の良かった馬に贈られる
「ベストコンディション賞」は、多くの選手が誇りに思う名誉ある賞です。

観るほどに深まる、馬と人の絆

馬術競技は、ただのスポーツではなく、
馬を思いやり、信頼し合うことで生まれる“チームプレイ”。
ルールを少し知って観るだけでも、
人馬の絆や努力のすごさをより深く感じられるようになります。

ぜひ、秋の競技シーズンに、会場や配信で馬たちの美しい動きを体感してみてください!

最新の競技会情報は日本馬術連盟ホームページをご覧ください。

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