元気がでる【馬のことわざ】

元気がでる【馬のことわざ】

 馬ははるか昔から人間とのかかわりが強い動物なので、ことわざ、名言、古い書物などにもよく登場する動物です。その使い方は、良い意味のものもあれば、悪い意味のものも。あなたはいくつ知っていますか??今回はなんとなく元気が出てきそうな!?馬の名言を集めました。


『癖ある馬に能あり!(くせあるうまにのうあり)』
<意味>
癖のある人ほど、凡人とは違う能力をもっているものだという例え。
<類義語>
名馬に癖あり
癖なき馬は行かず
蹴る馬も乗り手次第

誰でも乗りこなす事のできるノーマルタイプの馬ももちろん良いのですが・・・ひと癖ふた癖ある馬って、実はすごい特技があったり、難しさを乗り越え、乗れるようになると素晴らしい演技を見せてくれたりしませんか?この言葉はまさに、それかもしれません。そして、癖のある馬ってなぜか憎めなかったり、熱烈なファンがいてくれるのは気のせいでしょうか?(笑)

『荒馬の轡は前から(あらうまのくつわはまえから)』
<意味>
轡(くつわ)とはハミ(馬をコントロールするために口元に使用する馬具)の事。荒々しい馬であっても、意を決して正面からハミをとれば(掴めば)大人しくなるという意味。困難な問題に対峙した時でも、正面から堂々と対処すれば解決するものだという例えとして使われます。なんだか馬好きとしては勇気をもらえる、元気のでそうなことわざですね!
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『牛も千里、馬も千里(うしもせんり、うまもせんり)』
<意味>
歩調が遅くても早くても、同じところを目指していればいずれ到着する。要領の良い人も悪い人も、上手い下手があっても、同じ目標を立てて行動すれば同じ結果が得られるから慌てなくて良い、という意味で使われます。マイペースでよい、自分の力を信じて頑張りたくなる勇気づけられることわざです。 

『馬に乗れば唄心(うまにのればうたごころ)』
<意味>
馬に乗ると楽しくなり高揚して歌を歌いたくなるという意味。

乗馬が好きな方は、これはとっても実感がわくのではないでしょうか?爽やかな初夏の緑の中や、凛と澄んだ冬の空気の中でポカポカの馬の体温を感じながら、春の森や、海を馬で行く時...普段は鼻歌なんて絶対歌った事無いのに、歌いたくなるのは私だけ?ではないはず!
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『肥え馬、難無し(こえうま、なんなし)』
<意味>
馬という生き物はやせているよりも少し肥えている(太っている)ほうが健康的であるという意味。

ダイエットは明日から!な人に朗報です(笑)人間も痩せすぎているよりも少しぽっちゃりな方が健康的...ですよね!?


 馬鹿にしたり、悪い意味、残念な意味合いで使用される事も多い「馬」のことわざや故事ですが、探してみると元気のでる良い意味の言葉もたくさんあるようです(まだまだご紹介したいものがあります!)動物として馬が好きな方、日々馬と触れ合い練習を頑張っている方なら、そんな「馬のことわざ」は心がちょっぴり元気になる言葉になるかもしれませんね!ぜひ日常にとりいれて使ってみてください。


written by Okanami

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