【障害馬術レポート】第71回全日本障害馬術大会2019 PartⅡ

こんにちは。障害馬術取材チームです!

9月12日(木)から9月15日(日)にかけて、静岡県掛川市にあるつま恋乗馬倶楽部にて「第71回全日本障害馬術大会2019 PartII」が行われました。この大会は、クレインのスタッフと会員さんが1:1ほどの割合で出場しており、全体的に見ても年齢層がとても幅広く感じました。

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※写真:つま恋乗馬倶楽部、競技馬場の外観


今回の会場であるつま恋乗馬倶楽部は、青空が映える、緑豊かで広大な競技場だったこともあり、馬も選手ものびのびと競技をしているように見えました。掛川市は天気が変わりやすく、時には会場全体が厚い雲に覆われることもありましたが、雨は降ることなく、最終日の夕方には明るい日差しが差していましたよ!

まずは、9月13日の大会結果からお伝えします。各競技で、クレインから入賞以上の成績を収めたのは以下の選手でした!

【中障害飛越D S&H】
砂川 成弘選手(乗馬クラブ クレインオリンピックパーク)&I'mダニエル:7位入賞

【中障害飛越C S&H】
谷野 雅憲選手(乗馬クラブ クレイン千葉富里)&ジャスト・ドゥ・イット:6位入賞

まだまだここからがふんばり時ですね!
ここからは9月14日と15日に行われた各競技の詳細について、走行中の写真とともにご紹介していきます♪

【9月14日】

◆中障害飛越競技C(標準)
全77人馬が出場したこちらの競技では、クレインからも10人馬が出場しました!
中でも横手 秀世選手(乗馬クラブ クレイン恵那)& ハートリーフが序盤から安定した走りを見せ、減点0のまま、56.56というタイムで完走し、7位に入賞しました。
おめでとうございます!

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※写真: 横手選手とハートリーフの走行時の様子

【9月15日】

◆内国産障害飛越競技
全18人馬が出場したこちらの競技は、クレインからは滝澤 和希選手(乗馬クラブ クレイン千葉 富津)&CRNエンデバーが出場しました!

CRNエンデバーは馬術界でとても有名なグッゲンハイム(父)とクレインの中野善弘選手のパートナー馬であったハーバークルージング(母)を両親に持つ北海道生まれの牡馬なのですが、4歳の時に北海道の放牧生活から引き揚げ、クレインの多くの選手のパートナー馬として活躍しました。

そんなCRNエンデバーも、この全日本が終了したら、しばらく繁殖生活に入ることに...!クレインで将来活躍する、優秀な子孫を多く残してほしいですね!

そんなCRNエンデバーと滝澤選手のコンビでの第一走行では、スピードも意識した攻めの走りを見せ、減点0のまま62.21という好タイムを出し、ジャンプオフへ進出を決めます!続くジャンプオフでも、落ち着いた走りを見せ、最後まで安定した走りのまま、47.02というタイムでフィニッシュ!3位入賞を果たしました!

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※写真: (左)滝澤選手とCRNエンデバーの第一走行時の様子
(右)ジャンプオフでの様子

表彰式が終わった滝澤選手に早速インタビューしてきましたよ!
「13日に行われた予選では自分が失敗してしまったので、今日は気を取り直して、自信をもって臨みました。馬は100点満点でしたが、馬に指示を出す判断が遅くなってしまったので、改善していきたいですね。11月に行われる全日本障害馬術大会PartⅠでは、2月からパートナーを組んでいるCRNディガーとともに1位を狙います。普段からクレインの会員さんやスタッフの方に支えられているので、大会に出たら勝ちに行く、という姿勢はこれからも貫いていきたいです」

ありがとうございました!

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※写真:ガッツポーズの滝澤選手

◆中障害飛越競技D(決勝)
こちらの競技では全48人馬が出場し、クレインからも6人馬が出場しました。中でも活躍が際立っていたのが、砂川成弘選手(乗馬クラブ クレインオリンピックパーク)&I'm ダニエルと、佐藤真輝選手(乗馬クラブ クレイン東京)&アンタッチャブルです!

まずは15歳のジュニアライダー、佐藤選手!
自分のペースを崩さず、一つ一つの障害を確実にクリアしていく安定感のある走りを見せてくれました。減点0のまま第二段階走行へ!続くジャンプオフでは、スピードを意識しつつも丁寧な走行で減点0をキープし、47.78というタイムで4位に入賞です!

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※写真: (左)佐藤選手とアンタッチャブルの第一走行時の様子
(右)ジャンプオフでの様子

表彰式後の佐藤選手にお話を聞きました!
「8月に行われた全日本ジュニア選手権の決勝では、緊張にのまれてしまい障害を落としてしまったので、今日は馬を信じて思い切り飛ぶようにしました。今回は110cmの障害でしが、来年は120cmを飛ぶ年齢となるので、徐々に飛べる高さを上げていきたいです。パートナー馬のアンタッチャブルはもともとオーストラリアで大障害を飛んでいた経験もある、パワーのある馬です。馬のレベルに自分も追いつけるよう、助け合っていきたいと思います」

ありがとうございました!

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※写真:表彰式後の佐藤選手とアンタッチャブル。
さわやかコンビです☆

続いては14歳のジュニアライダー、砂川選手!
小柄な身体で、大人が乗るのと同じ大きさ馬を乗りこなす姿が印象的でした。軽やかに、でも確実に障害を飛び越えて、減点0、73.86というタイムでジャンプオフへ進出します。続くジャンプオフでは、勢いのある攻めの走行で減点0をキープし、43.08というタイムで3位入賞を決めました!

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※写真: (左)砂川選手とI'mダニエルの第一走行時の様子
(右)ジャンプオフでの様子

表彰式後の砂川選手にお話をお伺いしてきました!
「8月のジュニア選手権以来の大きな大会でしたが100%実力を出し切れたと思います。自分は右の回転が苦手なので、小回りに気を付けるようにしました。今年の大阪グランプリでの入賞を目標に練習していきます。今は総合馬術の岩谷一裕さんに教わっているので、岩谷さんを目標にがんばっていきたいです。」

ありがとうございました!

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※写真:(左)表彰式後の砂川選手
(右)洗い場での砂川選手とI'mダニエル


◆中障害飛越競技C(決勝)
全日本障害馬術大会2019 PartⅡのラストを飾る、中障害飛越競技Cの決勝にクレインからは泉野 誠吾選手(乗馬クラブ クレイン大阪)&ウバリナが出場しました!

第一走行では障害を華麗に飛び越えながら、減点0のまま65.20というタイムで走り切り、ジャンプオフへの進出を決めました!集まった大勢の観客が見守る中、続くジャンプオフでは、スピード感を持った走りを見せ、40.47という好タイムを出して完走し、2位に入賞!

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※写真:(左)泉野選手とウバリナの第一走行時の様子
(右)ジャンプオフでの走行の様子

競技を終えた泉野選手から、今回の感想をお聞きしました!
「今年の全日本ジュニア大会のヤングライダー選手権では落馬をしてしまったので、今回は何としても決勝に行きたいという強い気持ちがありました。パートナー馬のウバリナは障害に前向きな子で、自分ができていない部分もたくさんカバーしてもらっています。2位という結果を取れたことで、あきらめずに指導してくださったコーチや応援してくれる家族に、少しは恩返しができた気がして嬉しいです」

ありがとうございました!

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※写真:表彰式後の泉野選手


以上で3日間を通して8種目の競技に出場し、クレインからは3名の人馬が3位以上に入賞するという結果を残すことができました。
応援してくださった皆様、ありがとうございました!

引き続き、応援よろしくお願いします☆