アジア大会に向けて、選考競技会が始まりました!3日目
こんにちは、高橋です。
今日はアジア大会総合馬術選考競技となるCIC1*Tokyo2014の3日目障害馬術競技をお届けします。
3日目はホースインスペクションからはじまります。獣医により、馬が3日目の障害馬術競技に参加できるだけのコンディションにあるか、チェックされます。
こんな感じです。
2日目のクロスカントリーが終わったあとにも獣医が馬体チェックを行います。心拍、呼吸数、脚を怪我していないかなどです。そこで少し痛そうなところがあれば、ケアのアドバイスを行います。
そうして、3日目のホースインスペクションにのぞみます。
今回は全頭クリアしました。
ホースインスペクションのときでも、きちんとネクタイを締め、ジャケットを着用します。
改めて乗馬は紳士のスポーツなんだと思います。
さて、ホースインスペクションが終了し、いよいよ障害馬術競技です。
やはり、成績がよければよいほど、減点があってはならないと緊張とプレッシャーがかかります。選手はそんな中でも目の前の障害を飛ぶことに、馬に集中しなければなりません。
クロスカントリーでは速いスピードでコースを走行しておりましたが、障害馬術では高さのある障害、幅のある障害を飛ばなければなりません。力をためて飛び越えるためにも収縮した動きが、また、必要になります。馬も疲れていますから、その中で上手く飛べる方法を考えなければなりません。
根岸選手とシュシュート、6位に入賞しました。
緊張の一瞬、2日目2位できていた北島選手とジャストチョコレートはどうだったのでしょうか?
厩舎の中で、ご飯を食べていたところを撮ろうとしたら、そっぽを向かれてしまいました。ちょっと神経質なジャストチョコレート、ごめんなさいね。
それでは、北島選手の走行をご覧ください。
障害の落下なく、規定時間78秒以内でゴールを切りましたので、減点なく走行を終えました!
3日目の障害馬術競技は2日目までの成績順に走ります。1位の人馬が一番最後になります。
1日目、2日目1位の上原佑紀選手とレジャンブール ドゥリアは障害落下がひとつあり、3日間の総減点数は44.4点、北島選手の総減点数は41.5点。
ということで・・・北島選手1位になりました!
笑顔でのウィニングランです。
今回は3日間総合馬術の模様をお伝えしました。
改めて、人と馬のパートナーシップの強さ、そして感動をもらえた3日間となりました。
アジア大会総合馬術選考競技は、まだ2回あります。
次回は三木ホースランドパークで行われる6/11~13 CCI1* Miki 2014 になります。
みなさんも、ぜひ会場に足を運んで、間近で見てみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
次回は選手へのインタビューと舞台裏!?をお届けします。
高橋