キングアーサーと円卓の騎士たち・・・馬好きなら見たい映画
こんにちは、高橋です。
浅田真央さんの演技の余韻が、まだ心に残っています。言葉にしなくても伝わってくることは、たくさんあるんですね。だからこそ、感動があるのかなと思ってしまいます。
言葉にしなくても伝わること・・・そういえば、馬もそうです。
彼らは言葉を話さないですが、いろいろと伝わってくることがあります。きっと、いつも馬と一緒にいた昔の騎士たちは、言葉がなくても馬と信頼関係で結ばれていたのではないでしょうか。
そんなシーンを見ることができる映画「キングアーサー」を今回はご紹介いたします。
中世騎士伝説として有名なアーサー王と円卓の騎士を元に作られた映画です。
ストーリーは円卓の騎士の一人、ランスロットがローマ帝国の兵役に出るところからはじまります。
今日は猫の日!なのでクレイン茨城の猫をご紹介。上の写真はタロー。
この映画では、円卓の騎士は古代サルマート人として描かれています。サルマート人は遊牧民族で質実剛健、勇猛果敢な騎士であったようです。
どこまでも広がる草原で、少年ランスロットは黒い馬とともに15年の兵役に出ます。その時、彼の父が話しかけます。「馬は、昔倒れた騎士の生まれ変わりと言われる。きっとお前を守ってくれるはずだ。」と、映画の70%以上は馬上での撮影だったようです。まさに、俳優たちも騎士さながらの生活です。
手前はにゃん太郎、奥からタローが見てます。
映画では実際に俳優たちが馬に乗って演技をしています。メイキングを見ましたが、速く走っているように見えるのではなく、本当に速く走っていました。さらに、鎧を身につけて、重い剣を持って、弓を持って戦います。アーサーはかなりなスピードで走りながら、剣を持ちかえたりしています。
乗馬の練習は時間をかけたようです。確かにそうだなと感じたのは、厩舎で輪乗りをしているシーン。狭いところで、駈歩(かけあし)をするのは難しいことなのですが、見事に乗りこなしていました。
ミケ、温かい空気が集まるので、高い位置にある段ボールの上が居場所です。
やはり、動物ですから撮影中も常に馬は動いていますが、それが映画のシーンに迫力やリアルさをだしていたような気がします。
最後の戦いのシーンでは馬も鎖帷子をまといます。馬がパートナーとしてともに戦っていたことが表わされています。実際に、サルマート人の発掘されたお墓からは、騎士のとなりに鎧をつけた愛馬の遺骨もみつかっているようです。
こてつ、通称ちび。同じく高い位置にある段ボールの上で。
馬が騎士とともに、かっこよく、美しく描かれている映画です。
(馬がアップのシーンもあるのですが、毛艶がよく手入れされている感じでした。)
映画をご覧になるときは人とともに馬の様子も楽しんでみてください。
おやつをあげるとみんな集まってきます・・んっ!一匹多い?タローの兄弟ジローがまざっています。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
高橋
たまに、事務所から脱走する猫たち・・・つかまえるのも一苦労です。