Horse ・ Iron Horse

Horse ・ Iron Horse

 生きている馬に対して、バイク(自動二輪)アイアンホース(鉄の馬)と呼ばれる事があります。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、特に馬文化の根強いアメリカなどでは、愛着を込めて、昔からよくそう呼ばれていたようです。またがる乗り物的スポーツという点では、似ている?乗馬とバイク、元バイク乗りの視点から、乗馬とバイクの魅力を考えてみました。

 就職後、車より、原付より、馬より一番最初に乗り始めたのはYAMAHAの250CCバイクで。通勤はもちろん、外回りの仕事、休日のツーリングなどいつも一緒の愛車...愛馬!?そんな時に、乗馬と出会い、馬と鉄の馬、両方の楽しさに魅せられました。共通点もあれば、まったく正反対なところもある二つの馬達。でもどちらもとても奥深いんですよね!

【乗馬&アイアンホース いろいろ比べ】
テクニック
◆乗馬
馬によってもバラバラの難易度!小さな子供からお年寄りまで乗れる一方、難しいところも。生き物だからこその難しさの一方安心感もあります。
◆バイク(アイアンホース)
基本的にマイバイクのみに乗る人が多いので比較的慣れ易い。技術の鍛錬は馬同様日々必要。交通安全を守ることも大切です。バランスが大事。

旅行
◆乗馬
外乗万歳!国内海外現地で馬を借りて楽しもう!旅先で馬を借りてガイドをつけるのが一般的。
◆バイク(アイアンホース)
ツーリングの魅力は馬と同じ!ただしマイバイクを運ぶのはなかなか手間。

免許
◆乗馬
資格はありますが、取得義務があるわけではありません(外乗などの場合は現地のクラブにより条件はかわります)交通法としては自転車扱い。
◆バイク(アイアンホース)
かならず免許を取得してから公道を走らないと法律違反になります。

スピード感
◆乗馬
騎乗レベルが上がると駆歩(かけあし)などで感じることができます
◆バイク(アイアンホース)
最初からスピード感抜群。高速道路もOK。(法定速度は守りましょう!)

可愛さ
◆乗馬
癒し度絶大。乗馬の一番の魅力といってもよいかもしれません。性格、相性それぞれ個性があります。
◆バイク(アイアンホース)
やっぱり自分の愛車には愛着がありますが、その愛は一方通行??

川・海・水の中
◆乗馬
泳ぎが得意な馬達!海岸、海の中、川を渡ったり、泳ぐことができる馬もいます。
◆バイク(アイアンホース)
オフロードタイプならワイルドな道も!ただし水没はマシンには厳禁!

ダイエット効果
◆乗馬
全身バランスが整い、筋トレにも。れっきとしたスポーツです。
◆バイク(アイアンホース)
慣れれば快適な乗り心地ですが、運動量はそこまでありません。

通勤・通学
◆乗馬
残念ながら日本ではかなり難あり。
◆バイク(アイアンホース)
免許を取れば、小回りもきいて便利な乗り物

どんなジャンルがある?
◆乗馬
長距離ならエンデュランス、ジャンプは障害飛越、演技は馬場馬術やカドリールなど様々な楽しみ方があります。ウエスタンやブリティッシュスタイル等それぞれの魅力があります。
◆バイク(アイアンホース)
乗馬と同じく長距離ならエンデューロ競技、山の中や障害物ならオフロード。スピードを楽しむならレーサーレプリカ等。沢山の選択肢があります


 上記はあくまで筆者の個人的な感想ですが、いろいろ比較してみると...どちらもやはり魅力的で選べない。フィットネス効果を求めるならぜひ乗馬がおすすめ、旅行はどちらも楽しい!バイクで北海道ツーリングや、馬で草原や海岸を走る!バイク仲間や、馬仲間ができれば人生に変化が生まれるかもしれません。最近は、乗馬もバイクも安全性がどんどん高まり、沢山のアイテムや装備も出ているので、楽しみ方の幅も広がってきました。ちなみに、どちらも夏は暑く、冬は寒いです!(笑)けれど、馬も自分も息が真っ白で、空の澄んだナイターレッスンや泡まみれで馬の汗を流してあげたこと。暑い中、風を感じながら走ったバイク、凍えるツーリング...どれも楽しい思い出でしかありません。季節の移り変わりを敏感に感じながらできるスポーツです。秋の風が吹き始めた近頃...どちらにも気持ちの良い季節がやってきました。「乗馬」「アイアンホース」どちらも出会えば、一生の趣味、相棒に。ぜひどちらの魅力も味わってみてくださいね。

written by Okanami


 

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