雪に願うこと
こんにちは。高橋です。
秋も本番と思っていたら、昨日の東京の最高気温は29℃でした。
秋の雰囲気に浸っていた私としては、こんなに暑くていいのだろうか?とちょっと地球温暖化が気になりました。(ちなみに去年の10月16日の東京の最高気温は24℃です・・)
北海道ではもうそこまで冬が近づいてきています。
さて、今週土曜日から東京六本木で第24回東京国際映画祭が始まります。
10月22日(土)~30日(日)で129作品が上映されます。
私はコンペティション部門に唯一日本映画から出品される「キツツキと雨」が気になりますo(´^`)o
(私の父はきこりだからです・・・)
なぜ、東京国際映画祭の話をしたかというと、実はタイトルの「雪に願うこと」は、第18回東京国際映画祭で史上初の四冠を獲得した映画なんです。
北海道のばんえい競馬が舞台になっています。ここで話がつながりましたね(*^-^)
ばんえい競馬は十勝帯広競馬場で行われる北海道の文化遺産。
馬は重種ペルシュロン系の馬で、競馬などで走っているサラブレッドに比べると体が大きく、荷物を引いたりする力持ちの馬です。
そのルーツは北海道開拓時代、当時、馬たちは切り倒した大木を運んだり、土地を耕すため農耕具を引いたりしていました。そんな中、開拓農民たちが馬の力比べを娯楽としてやっていたのがばんえい競馬の始まりです。
ばんえい競馬では馬たちが数百キロから1トンもの重りをのせた鉄そりを引いて競い合います。騎手は馬ではなくそりに乗って馬を動かします。
1トン!
すごいですね。
近くで見ると、馬も大きいのでほんとに迫力があります。
ゴールは馬の引くそりが全部ラインを越えたところで決まります。
馬の体がゴールラインを越えていても、そりが入りきっていなかったら、まだゴールではないんですね。
さて映画のストーリーは・・・
東京で経営していた会社を倒産させ、すべてを失った一人の青年。
彼は故郷の帯広にもどるしかありませんでした。
故郷に戻った青年は、ばんえい競馬の厩舎を運営する兄の元で暮らし始めます。
そこで、ばんえい競馬で成績の振るわない馬たちを目にし、自分と重ね合わせます。
そんな馬を通じて改めて自分自身と向きあい、新たな一歩を踏み出していく。
そんなストーリーです。
ぜひ、一度ご覧になってみてください。
北海道では自然と馬が身近にいます。
映画を見るとみなさんも感じるかもしれませんが、
馬は純粋な生き物です。
言葉は話せないけど、見守っていたい・・・いとおしい存在です。
みなさんにとっても馬が身近な存在になってくれるといいです。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
高橋