実はサンタの相棒は〇〇だった!もう一つのクリスマス

 そろそろクリスマスモードになってきました。クリスマスといえばサンタ&トナカイはやっぱり定番のコンビ、でも実はその名コンビの裏には、隠れたもう一つの主役が存在するのをご存じでしょうか?

 オランダには12月25日のクリスマスとは別に12月5日に「シンタクラース」という伝統行事が大々的にあります。「シンタクラース」は12月5日のみならず、11月からお祝いが始まり、それにちなんだ数々のイベントが、街や学校などでおこなわれるそうです。(主にオランダとベルギーで行われるお祭り)

 SaintNicholas(英語)=シンタクラース=聖ニコラス Sinterklass(オランダ語)

「シンタクラース」が行われる12月5日はシンタクラースの起源になっている聖ニコラウス(トルコの司教)の命日の前日になるそうです。

★白く長いあごひげに赤いマントと尖がり帽子

★ズワルトピートというお供を連れていて、お菓子やプレゼントを持ってくる

★スペインから汽船に乗って来る(町々に複数登場(笑))

★おもちゃ屋さんなどではプレゼントリストの紙が配られ、子供たちはリスト作りをしたり、家や学校でシンタクラース用にお供えを行う

★多くの小学校は12月5日は午前授業となり、午後や夜は、家や町のパーティを楽しむ。子供たちはプレゼントをもらうことができる。

 なんだか、クリスマスよりも壮大なイベントのような・・・!?12月5日までの細かい設定や演出(笑)もいろいろあり、町中がシンタクラースのことで大盛り上がりですね!学校まで巻き込んでのイベント!子供たちは楽しそうです。

 

<シンタクロースの相棒として絶対外せないのは、白い〇〇!!>

 サンタクロースが空を飛び回ってプレゼントを配る相棒は「トナカイ」ですが、シンタクロースの相棒は・・・「白い馬」!!オランダの伝統に由来した聖ニコラウスの乗る白馬は「アメリゴ」とよばれ(オランダではozosnel(とても速い)という名がついている)、純粋さや高貴さ、子供たちへの夢を与える象徴とされていて、各地で、美しい白馬にシンタクロースが乗って歩くパレードが開催されます。白馬にシンタクロースが乗り、まわりでは複数のピートたちが果物やお菓子を配って歩き、子供たちもピートの仮装をしてお菓子をもらう…クリスマス+ハロウィン?のようですね!

 他にもプレゼントをたくさん積んだ馬車が登場したり・・・日本でも白馬は神馬として神事行列で登場しますが、こちらはずいぶんと賑やかな様子です。

 11月~12月5日にかけて、国じゅうで盛りあがるシンタクロース、そのあとのクリスマスはどうなるのか気になるところですが、こちらもちゃんと行われるそうですよ!オランダでは冬の2大イベントなんですね。美しい白馬の登場するパレード、一度はオランダでみてみたいです!

Written by Okanami

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