JAPAN OPEN 2015 第4戦-3日目-

JAPAN OPEN 2015 第4戦-3日目-

前回に続き、6月12日から始まった
JAPAN OPEN 2015 第4戦(ヤマハつま恋/静岡)の試合3日目の
大会レポートをお届けします!

3日目は、前日とは打って変わり、湿気こそあるものの
気温は下がり過ごしやすい日でした。

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※写真:3日目の朝

大会3日目の6月14日のスケジュールは...
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8:30~  OPEN100/JDアマチュアトライアル 
9:05~  Jr.標準/JCアマチュアオープン
9:55~  OPEN 80/JFアマチュアチャレンジ
10:35~ OPEN 90 /JE ステップアップジャンプ
11:15~ Dグレード決勝/ Jr.決勝/JBミニグランプリ
13:15~ Cグレード決勝/JAアマチュアグランプリ
14:50~ Aグレード決勝
15:50~ Bグレード決勝
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選手は早朝から会場入りし、試合に備え
練習馬場で馬と自分のコンディションを整えていました。

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※写真:練習馬場

そして、各競技の決勝がスタート!

まず、【Dグレード決勝】から。
障害物の最大高が110cmのDグレード決勝には
クレインから5名の選手がエントリーしました。
そして、小宅俊継選手が2位に入賞しました!
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※写真:2位に入賞した小宅選手

入賞すると馬には↓こんな入賞リボンが授与されます。

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※写真:入賞リボン


このDグレード決勝を観戦している際に、一つの疑問が...

スケジュールを見るとわかるように、例えば今回は11:15から
「Dグレード決勝/ Jr.決勝/JBミニグランプリ」という3種類の競技が行われています。

ただ、出番表はこの競技の順番通りではなく、Cグレードの選手が出場した後に
JBミニグランプリの選手が出場し、その後またCグレードの選手や
JBミニグランプリの選手が出場するなどランダムに進んでいきます。

皆さんは出場選手がどの競技にエントリーしているかを
どう見分けるかご存知ですか?

実は、出番表に「登録」という表記があり
ここで選手がどの競技にエントリーしているのかを見分けることができます。

例えば、「Dグレード決勝/ Jr.決勝/JBミニグランプリ」の出番表の場合
下記の4つの表記が記されています。

「D」...Dグレード
「外」...登録しているクラス以外のクラスに出場している場合
「JB」...JBミニグランプリ
「Jr.」...Jr.決勝
「非」...1年間通してのこの競技シリーズの登録をしていない

Dグレード決勝にエントリーしている選手は
「D」もしくは「外」、「非」の表示がある選手です。
ただし、「非」の場合、戦績が良くても順位には反映されません。
※全日本出場の為のポイントには加算されます。

こういった、出番表の見方もわかると
試合の観戦もより楽しくなりますね!


さて、続いて【Cグレード決勝】です。
障害物の最大高が130cmのCグレードには、クレインから
5名の選手がエントリーしました。

1回目の走行で、クレインの岩館選手と重枝選手、他クラブの選手1名が
減点ゼロだったため、この3名がもう一度走行しタイムと減点数を競いました。

これを「ジャンプオフ」と言います。

前日(競技2日目)は、1回目の走行でタイムが速く減点数が少ない選手が
上位になる採点方法でしたが、競技3日目は最も減点数が少ない選手が
複数いた場合、再度走行し、順位を決める試合方式でした。

ジャンプオフの結果、クレインの岩館正彦選手が1位になりました!
(馬の顔が切れてしまってすみません!)
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※写真:1位になった岩館選手


そして、次は障害物の最大高が150cmと最も高い【Aグレード決勝】!
5名エントリーのうち、3名がクレインの選手でした。

残念ながら1位は獲得できなかったものの
2位に横田裕哉選手が入りました。

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※写真:横田選手


いよいよ最後の競技!【Bグレード決勝】です。
障害物の最大高が140cmのBグレード決勝には
クレインから4名の選手がエントリーしました。

1回目の走行目で減点0がいなく上位の成績減点4だった中野支社長と他のクラブの選手で
ジャンプオフを実施。

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※写真:中野善弘選手


最初に出場の中野支社長が減点0、他の選手が減点4とタイムでも中野支社長が上回り
見事1位となりました!

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※写真:表彰式後の中野善弘選手とCRNベガス


全ての競技が終わると息つく暇もなく
馬運車がどこからともなくやってきて、急ピッチで
撤収作業が始まります。

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※写真:馬運車

こうして、合宿を入れると7日間のつま恋競技生活が無事終了しました。

選手の皆さん、グルームの皆さん、お疲れ様でした!

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