2013年2月14日~16日分

2月14日(木)  
ジュネス

(調教)
軽運動のみ。

(所感)
の馬場で、埒の周囲をグルグル。

ジュエル

(調教)
高さ70㎝と80㎝のオクサー障害を反復して飛越。

(所感)
オクサー障害が2個配置してあったので、これ幸いと流用。
落ち着いて飛ぶ。

アバウト

(調教)
三種歩度諸運動

(所感)
左右回転は速歩まで。
駈歩では未だ右駈歩が出難いので。
今日も後半になって右駈歩を発進。
約200完歩維持。右駈歩では跛行という程ではないが、稍歩様に違和感あり。
左駈歩はいともスムーズ。
地上横木高さ10㎝と20㎝は恐れずに通過。
常歩・速歩共に可。


2月15日(金)  
ジュネス

(調教)
垂直障害、オクサー障害共に高さ110㎝級。

(所感)
任せなさいと言わんばかりに飛ぶ。
好調とは言え、常に油断は慎むこと。

ジュエル

(調教)
低障害飛越を反復して。

(所感)
高さ90㎝を時々飛越。過失なし。

アバウト

(調教)
三種歩度諸運動。

(所感)
周囲の環境に大分慣れてきた模様。
余りビクビク、オドオドしなくなったが、それと共に状況の変化に対し敏感に反応するようにもなった。
とは言え、跳んだり跳ねたり走り廻ったりと言ったようなことはない。
左駈歩はスムーズに発進。しかし右駈歩は相変わらず出難い。無理強いはせず馬の体力・馬体の柔軟性が出来上がるのを待つべきかと思う。未だ暫らくは辛抱する事。


2月16日(土)  
ジュネス

(調教)
軽運動。

(所感)
 

ジュエル

(調教)
低障害を反復して飛越。

(所感)
中に80㎝~90㎝のオクサー障害を1個置き、時々向ける。
思ったより落ち着いて飛越。
過失なし。

アバウト

(調教)
三種歩度諸運動。

(所感)
高さ20㎝以下の地上横木を常歩・速歩で通過を頻繁に行う。
右駈歩は強いて求めなかったが、終わり近くになって右手前輪乗りをしつつ、高さ20㎝の横木を速歩通過するとヒョイと右駈歩を発進。
これ幸いと継続。約100完歩

三種歩度って?

「三種の歩度」とは馬術の基本となる常歩速歩駈歩の事をいいます。

常歩...4節の歩き方で、4肢が別々に着地・離地する歩き方です。
速度は通常、分速110mほどです。

速歩...2節の走り方で右前肢と左後肢(右斜対肢)、左前肢と右後肢(左斜対肢)がペアになってほぼ同時に着地・離地する「斜対歩」と、右前肢と右後肢(右側対肢)、左前肢と左後肢(左側対肢)がペアになる「側対歩」とがあります。
速度は通常、分速220mほどです。

駈歩...節の歩き方で、3本の肢が接地している時期と、4本の肢すべてが地面を離れている時とがあります。
左右どちらの前肢が前に出るかで、左駈歩、右駈歩の区別がある。
速度は通常、分速340mほどです。

襲歩...襲歩(しゅうほ;gallop, ギャロップ)は、全速力で走る際の馬の歩き方で、馬術の基本となる「三種の歩度」(常歩、速歩、駈歩)には含まれません。

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2013年2月11日~13日分

2月11日(月)  
ジュネス

(調教)
軽運動のみ。

(所感)
日曜日はレッスンで忙しい。

ジュエル

(調教)
低障害数個を配置し反復して飛越。

(所感)
昨日と同様、その中に90㎝の垂直障害を混ぜる。
適宜飛越を反復。今日も落ち着いていた。

アバウト

(調教)
昨日同様、調馬策作業は省略。

(所感)
駈歩は例によって左駈歩は簡単に発進、維持は出来るが、右駈歩は未だ。
地上横木は高さ10㎝、20㎝を常歩・速歩で通過。
この方は好調。20㎝を速歩通過、着地時に右駈歩をしたので、これ幸いと客を使って維持。
約100完歩。


2月13日(日)  
ジュネス

(調教)
軽く運動。

(所感)
昨日、3鞍使っているので、運動は軽く。
100㎝以下の垂直障害を数回飛越。

ジュエル

(調教)
こちらも休日明けだが調馬策作業は省略。低障害を数個配置。
その中にオクサー障害を1個(高さ80cm、幅90cm)配置する。

(所感)
落ち着いて飛越。

アバウト

(調教)
休日明けだが、調馬策作業抜きで騎乗。

(所感)
馬場周辺のあらゆる物件に馴致。(馬場内の水溜りにも警戒する)
10㎝、20㎝の高さの地上横木を常歩、速歩で通過。時間の後半に入ってから右駈歩を発進。(それまでは矢張り出難かった)
約100完歩維持。

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2013年2月9日~10日分

2月9日(土)  
ジュネス

(調教)
軽運動のみ。

(所感)
時間も馬場の確保も楽ではない。

ジュエル

(調教)
低障害飛越を反復して。

(所感)
調子よく反復飛越するので試しに斜めの助走で向けると一度逃避。
「これこれ!」とは馬に言う事か、人に言うべきか。
その後慎重に誘導して過失なし。

アバウト

(調教)
調馬策作業、約15分。

(所感)
騎乗時間を徐々に増加させるべく。調馬策作業は逆に減少させるつもり。
騎乗しての駈歩、左手前は容易に発進し、且つ維持出来る。古馬に近いと言っても可。
一方右手前は一寸困難。或いは体調の面で何か不具合でもあるのか?
跛行とまでは言えぬにせよ、やや歩様に違和感。
若し体調不良によるものであれば強制は避け、次第に慣れさせるべきか?
未だ手がけ始めて10回前後の鞍数。急ぐ気持ちはに慎むこと。
地上横木、常歩、速歩通過は全く嫌わず跨いでくれた。
洋々たる前途を感じさせてくれる


2月10日(日)  
ジュネス

(調教)
軽運動。

(所感)
午前、午後とも一般レッスンにもよく働いている模様。

ジュエル

(調教)
低障害を反復して飛越。中に1個高さ90㎝の障害を置き、時々向ける。

(所感)
落ち着いた飛越振り。一度も過失なし。

アバウト

(調教)
調馬策作業は行わず最初から騎乗。

(所感)
予想通り?問題なし。常歩、速歩、駈歩を約3分ずつ実施。
これらを2回繰り返す。この間の駈歩は左駈歩のみ。
右駈歩は全く出ない。右手前輪乗り上で発進を命じても左駈歩しか出ない。
暫らく常歩、休めを続けもう一度試みる。3度目になってやっと右駈歩に発進。やった!!!の感。
約100完歩維持出来たので、それで終わりとする。ヨシヨシと言う所。
地上横木は10㎝と20㎝を常歩、速歩で通過を反復。
未だ巧みにとまでは言えないが全く嫌いはしない。
常に頭頚を前下方に伸展しつつ跨ぐのは実に愉快。
昨日と同様、或いはそれ以上に喜びに溢れつつ作業を終わる。
こんなに毎日毎日喜ばされるとは!!
これだから新馬調教はやめられない。調教済みの馬を買って競技に出る人々はつくづく気の毒だと思う。

左手前、右手前って??

駈歩とは左右の肢が非対称的に動き、一完歩に一回、四肢が宙に浮く瞬間が存在する歩法の事を言います。
速歩より速度は速く、四肢が左右非対称に動く結果、手前肢が出現します。
手前肢とは前後肢のうち、遅れて着地する方の肢であり、反対に先に着く肢は反手前肢という。
また、最大三肢が着地している瞬間が存在する。
四肢の着地の順序は右後肢→左後肢→右前肢→左前肢(左手前)の場合もあるし、左後肢→右後肢→左前肢→右前肢(右手前)の場合もある。


左手前をしているアバウト号

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