2011年9月16日~19日分

9月19日(月)
ジュネス

(調教)
軽運動のみ。

(所感)
今日(祝日)も日曜シフトでもあるので。

ジュエル

(調教)
低障害の飛越を反復。

(所感)
助走距離、角度(故意に斜め方向に助走する)を種々に変化させつつ。
口向きの調整を兼ねて。

9月18日(日)  
ジュネス

(所感)
時間的に行き詰まり軽運動のみ。

ジュエル

(調教)
低障害飛越反復。

(所感)
口向きに注意しつつ。


9月17日(土)    午後一時雨 夜には本降り
ジュネス

(調教)
軽運動。

(所感)
昨日、取材で少々運動を急がせた事もあり。

ジュエル

(調教)
90cm以下の垂直障害飛越。

(所感)
助走中の口向きに注意しつつ。


9月16日(金)    午後一時雨
ジュネス

(調教)
垂直障害飛越を主に。
120㎝くらいまで。

(所感)
取材があり、少々忙しかったが、援助もあり、何とか切り抜ける。

取材の様子
20110916_01.jpg
20110916_02.jpg
20110916_03.jpg

ジュエル

(調教)
昨日と同じくやや程度をさげて反復飛越。

(所感)
助走中の口向きを主に。

「2011年9月16日~19日分」続きを読む

馬の食事について。

草食動物である馬が、なぜ120cmの障害を飛越したり、あんなに力強く走ったりするのでしょうか?
まず、馬の食事の回数ですが、当乗馬センターでは、1日に4回食事をしています。
朝の5時・11時・16時・22時が主な食事時間です。
センターが休みの日は馬も休みなので、食事の回数・量とも少なくなります。

馬の食べる飼料について少し見てみましょう。

チモシー

イネ科の多年草
繊維が多く馬の嗜好性は良い。
1年中均質の栄養価のものが収穫できる。

アルファルファ

マメ科の多年草。
カルシウム・ビタミンが豊富で、馬によるがチモシーより更に嗜好性が高く、栄養価もチモシーに比べると高い。
夏には紫色の花をつけるので、和名は、ムラサキウマゴヤシ(紫馬肥やし)と言う。
たんぱく質・カルシウムが豊富に含まれている。
マメ科牧草はイネ科牧草に比べて、粗タンパク質含量が2~3 倍、カルシウム含量が2~3 倍であるなどの特徴がある

ヘイキューブ

アルファルファを原料として、キューブ状に押し固めた飼料。

ペレット

各種の栄養素を配合して固形化した飼料。
栄養価が均質で、消化管内の通過も良い。

ちなみに、
ジュネス号の給餌量は

  チモシー アルファルファ ヘイキューブ ペレット
2 0 0 0.5
1.5 1.5 0 1
1.5 1.5 0 1
2 0 0 0

ジュエル号の給餌量は

  チモシー アルファルファ ヘイキューブ ペレット
2 0 0 0.5
1 1.5 0 1
1 1.5 0 1
2 0 0 0

 以上が主な飼料ですが、馬の体調や状態に合わせて随時変更をしています。
そのほかにも、飼料添加物をあげて、ビタミン・ミネラルなど不足分を補う栄養素を給餌しています。

「馬の食事について。」続きを読む

馬の毛色について

軽種馬の毛色

栗毛・栃栗毛・鹿毛・黒鹿毛・青鹿毛・青毛・芦毛の7種類と白毛を加えた8種類です。
(軽種馬とは日本軽種馬協会で定めるサラブレッド・アラブ・アングロアラブ・サラブレッド系・アラブ系の5種を言います)

軽種馬以外の馬

軽種馬の白毛を除く7種に粕毛・ブチ毛・月毛・河原毛・佐目毛・薄墨毛を加えた13種

※被毛とは、体の色のことを指します。
※長毛とは、たてがみ・前髪・尻尾のことを指します。

馬の毛色について-栗毛

「たてがみや尾っぽが茶色い馬」

被毛は黄褐色でたてがみ・尻尾は被毛より濃いものから淡く白色に近いものまである。

馬の毛色について-栃栗毛

「栗毛よりも色が濃い(黒っぽい)馬」

被毛は黒味がかった黄褐色から黒味の非常に濃いものまであるが黒色にはならない。

馬の毛色について-鹿毛

「たてがみや尾っぽが黒い馬」

被毛は明るい赤褐色から暗い赤褐色まであるが、長毛と四肢の下部は黒色である。

馬の毛色について-黒鹿毛

「全体的に黒いが一部に茶色いところがある馬」

被毛の色合いが黒味がかった赤褐色で相当黒く見えるものもあるが、眼の周辺・口辺・ひばら・下腹等は褐色であり長毛・肢下部は黒色である。

馬の毛色について-青鹿毛

「青光りするほど黒い黒鹿毛の馬」

全身殆んど黒色で眼及び鼻の周辺・ひばら等が僅かに褐色である。

馬の毛色について-青毛

「どこもかしこも真っ黒な馬」

被毛・長毛共に黒色である。

馬の毛色について-芦毛

「全体的に白っぽい馬」

原毛色は栗毛・鹿毛又は青毛等であるが、被毛全体に白色毛が混生し、年齢が進むにつれて白色の度合いが強くなる。生後間もない幼駒は原毛色に近い毛色です。

馬の毛色について-白毛

「めったに見ることができない馬」

被毛は全体が殆んど白色で、眼が青色のものもある。皮膚はピンクで一部に色素を有するものがある。芦毛との違いは、出生時に既に全体が白色を呈している事である。

「馬の毛色について」続きを読む