2011年6月6日~9日分

6月9日(木)  
ジュネス

(調教)
駈歩運動輪乗りまで。

(所感)
12:45~13:00の間の休憩時間を利用して騎乗。
口向きの柔軟が必要。
やや固い。

ジュエル

(調教)
騎乗は久しぶりの感。
飛越ぶりは安定している。
口向きの柔軟が必要。

(所感)
先月30日以来の騎乗。
垂直100cmまで。


6月8日(水)  
ジュネス

(調教)
駈歩輪乗りから低障害飛越 数回。

ジュエル

(調教)
調馬索 駈歩を主に20分程度。

(所感)
休み明けなので今日も軽めの運動。
出来得れば乗りたい所ではあるが、
体力面で用心した。


6月6日(月)  
ジュネス

(調教)
軽く駈歩輪乗りまで。

(所感)
競技直後の為、軽い運動で終わる。

ジュエル

(調教)
調馬索 駈歩を主に20分。

(所感)
跛行(ハコウ)は消えてる。

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「第10回 ORAグランドホースショー」競技会報告

第10回 ORAグランドホースショー

日時:2011年6月4日(土)
競技:第2競技 チャレンジ障害 10:35~12:19
高さ:80cm
乗馬:ジュネス
競技結果:24位 減点=0、タイム=47秒09

日時:2011年6月5日(日)
競技:第7競技 小障害飛越競技A 10:45~12:19
高さ:100cm
乗馬:ジュネス
競技結果:16位 減点=4、タイム=51秒61

【競技会の様子】
6月4日に「ORAグランドホースショー」に参加している岩坪教官の取材をしてきました。
残念ながら、革長靴がまだなじんでいないらしく今回はエクイヤーでした。


ジュネスは若い馬ですが非常におとなしく、飼料を食べながら馬装されても全く嫌がることがありませんでした。


20110604_ジュネス 馬装中

20110604_ジュネス 出番前

練習馬場は込み合っていましたが、十分に常歩をしてから軽速歩、駈歩とゆっくりウォーミングアップしてから、クロス障害で飛越の練習をしていました。


20110604_ジュネス 岩坪教官 出番直前


出番の3番前には入口に待機して、ジュネスに障害を十分に見せていました。新馬を競技会に馴致させる時に重要なことです。
いよいよ出番になって競技場に入っても、すぐに障害に向かうことはせず、1番障害に入る前に大きく輪乗りをしてから向かっていました。

ジュネスの飛越も岩坪教官の随伴も非常に安定していて、馬を急がせることなく、また馬任せになることなく安定したペースで経路を回っていました。見ていてとても安心できる経路回りでした。


20110604_ジュネス 岩坪教官 競技中


岩坪教官がすごいところは、他の選手の飛越フォームが上体がやや上がったり、飛越のたびに崩れやすいのに対して、岩坪教官は飛越フォームが確立されていて150cmの障害も飛越できるような深い姿勢を取っていた点です。高かろうが低かろうが、どんな障害であっても安定した飛越フォームを取れるというのは一朝一夕でできるものではありません。



20110604_ジュネス 岩坪教官 競技中

20110604_ジュネス 岩坪教官 競技中 20110604_ジュネス 岩坪教官 競技結果

競技終了後も練習馬場で十分に沈静してから馬場を後にしていました。


20110604_ジュネス 岩坪教官 競技終了後

20110604_ジュネス 岩坪教官 競技終了後

仮厩舎に戻ってから馬装をはずした後、昔からの友人と談笑を楽しんでいました。


20110604_ジュネス 岩坪教官 手入れ中 20110604_岩坪教官 談笑中


【取材・撮影】 本社システム部 倉橋克幸


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2011年6月3日~5日分

6月5日(日)  
ジュネス

(岩坪教官との出場競技)
第7競技 小障害飛越競技A

(所感)
昨日より余裕を持って7時前会場着。
今日の最初の競技には会員の方がお二人橋本さん、伊藤清香さんが「ジュネス」で出場。準備運動は昨日と同じく私が騎乗。
「ジュネス」昨日より更に落ち着いていた。一日ごとに一回の競技出場毎に馬の調教の進歩、向上が見に見えて現れるのは嬉しいこと。調教者(馬術家)冥利に尽きるというべきか。昨日同様の目的、乗り方で準備運動を終了。幸い馬の状況はほぼ満足できるものだった。8時より競技開始。競技の模様を見る。橋本さんはこの馬で出場は初めて.慎重に騎乗し、余裕を持って全障碍を飛越し、減点0でゴールに入る。伊藤さんは昨日に増して落ち着いた騎乗ぶりだったがコースの後半に入り飛越の順序を間違えてしまった。コース下見(競技に先立ち騎手は徒歩でコースを歩くことを認められている)の際、私が同行するべきだった。私の失敗!
次の競技に私と「ジュネス」が出場。10時15分開始。今まで馬の状況を見て今日は少し乗り方を変えてみることにした。これまではともかく安全第一の乗り方でタイムを追うのは二の次にしていたのだが、今度は馬にもスピードを伴う飛越に慣れてもらうためにスピードを追いながら飛越する方法をとることにした。スタートするや意識的に想定した最短コースを突っ走る。競技出場そのものが2回目ながらこの種のコースをとることは馬にとってかなりきつい要求だったかもしれない。しかし「ジュネス」は不快も不安も全く見せなかった。「任せなさい!」と言わんばかりに飛越した。しかし慣れぬ飛び方であるのは事実であり、そのせいかどうかコース半ばあたりでさして難しくもない障碍をカランと落して減点4となってしまった。タイムは今までに比べ格段早くはなっていたが。
厩舎に戻ってきた「ジュネス」を見て先に騎乗を終えたお二人は「馬鹿ほど走ったのにほとんど汗もかかず息も乱れていない」と驚いておられた。彼の若さ(平成17年生まれ)と毎日の訓練がモノを言っているのだろうか?
「すまんことをしたなジュネス。しかしよくやってくれたな!」

馬運車とは...

競技会等で、輸送する際に馬を積むトラック、もしくはバス型の車の事。
2頭積み・4頭積み・6頭積み・9頭積みとあり、参加する頭数によって大きさが変わる。

馬運車

馬運車
(写真は9頭積みの積み込み風景。)


6月4日(土)  
ジュネス

(岩坪教官との出場競技)
第2競技 チャレンジ障害 高さ90cm

(所感)
(財)大阪乗馬協会主催の障碍飛越競技大会の第一日目、場所は鶴見緑地乗馬苑。
第一競技の開始は8時。この種目にはクラブ会員の伊藤清香さんと福田美奈子さん、お二人が「ジュネス」で出場されるので、その準備運動を行うため私も7時には会場へ。この馬場へ来るのはずいぶん久しぶりだが早く出たのでほぼ予定通り会場着。
「ジュネス」7時ごろより騎乗。この種目の障碍の程度は高くないが、何と言ってもこの馬で競技出場は2回目、この競技場に来るのは全く初めてのことなので、何よりも先ず落ち着いて飛越走行し騎手の扶助に従順に従うように心掛ける。昨日の馬場慣らしの騎乗の際のように興奮し、ハミにかかって突っ走るようなことはほとんどなかったのでまずは安心。
お二人の騎乗ぶりを見ていると、まだ新馬のこととタイムを稼ぐため急回転や冒険的な誘導は禁物。お二人とも無理のない正統的な騎乗ぶりで飛越に伴う減点は全くなく、無事飛越コースを終了。まだ特別速度を追うような事は出来ない段階なので、入賞には到達しなかったが、初出場の人馬のペアとしては満足して頂いてよかったのではと思う。
次の第2競技で私が騎乗。この種目もL級(低いクラス)の中位程度で上記第1競技より高いというもののまだ困難を伴うというほどの飛越ではないので、無理なく慎重に飛越するように心がける。リボンを狙うようなことは考えず、無理な回転は避け、正統的なコースをとる。飛越に関しては今日までの調教が物を言ってくれて全く不安なし。無失点で走行を終了することができた。全出場者(約60名)中、上より1/3位の成績だったので、まずは可とすべきか。
終了後の馬の手入れは3人掛かりなので大いに楽。

下見とは...

障害馬術大会において、競技(馬に乗って順番に障害を飛ぶ)直前に15分ほどの時間、徒歩で競技場内に参加する選手自身が入場出来る。
競技場内では、自分が競技に参加するにあたり、どのような速さで走行するか、どこを通って障害に向かうか等、騎乗する馬匹のコンディションも含め準備出来る時間を下見時間という。

ジュエル

(調教)
15分程度の曳き馬のみ。


6月3日(金)  
ジュネス

(出場競技)
フレンドシップ-2

フレンドシップとは...

実際に競技会を行う馬場で、競技会前に行われる馬匹馴致の為の練習走行会。
(競技会に参加する馬が必ずしも参加しないといけない訳ではない)

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