2011年4月1日~7日分

4月7日(木)    
ジュネス

(調教)
午前中に低障害飛越の反復。
ABCラジオの取材時に90cmまでの障害飛越。

ジュエル

(調教)
調馬策運動20分。

(所感)
ラジオ取材の関係により短時間の運動のみ。


4月6日(水)  
ジュネス

(調教)
80cm程度の垂直障害飛越。

(所感)
同じ馬場にいた馬が驚くのを見て、負けじと?飛び出す事が2、3回あった。

ジュエル

(調教)
調馬策運動。駈歩を主に回す。
クロスバー障害飛越の反復。

(所感)
割合安定している。


4月4日(月)  
ジュネス

(調教)
低障害の飛越まで運動。

(所感)
まだ騎乗後に走り出そうとするため油断は出来ない。レッスンに出す為に鞍下にじっくり汗をかくまで運動。

ジュエル

(調教)
80cm程度のオクサー障害飛越反復。
低い水豪の馴致

(所感)
前回の水豪馴致をした3月24日より進歩している様子。


4月3日(日)  
ジュネス

(調教)
レッスンに出せるように、駈歩の輪乗りをじっくり反復。

(所感)
馬がまだ元気で、騎乗直後にいきなり走り出しそうになったのには、驚いた。
馬の状態は良いが、元気な状態なのでレッスン復帰はもうしばらくかかりそう。

ジュエル

(調教)
80cm程度のオクサー障害飛越反復

(所感)
昨日に引き続き馬の状態は割合安定して良い状態である。


4月2日(土)  
ジュネス

(調教)
三種歩度の練習
いつもより長くじっくり運動。

(所感)
肢の具合も良く運動を時間をかけてするが、馬はまだ元気な状態。

ジュエル

(調教)
90cmの垂直障害飛越反復

(所感)
馬の状態が割合安定してきた様子。


4月1日(金)  
ジュネス

(調教)
三種歩度の練習
跛行から復帰して間がない為、速歩・駈歩それぞれ3分程度の軽い運動。

ジュエル

(調教)
80cmのオクサー障害飛越反復

(所感)
障害に対して注意力があり、割合注意して飛越している。

「2011年4月1日~7日分」続きを読む

服部緑地乗馬センターでの騎乗馬

【調教する上での注意点】
飛越の調教をする上で、気をつけている事は1つの障害を十分に落ち着いて飛べるようになってから、ステップアップを考えるようにしている。
垂直障害や幅障害その他各種障害の種類を増やしていき、いろいろなものに馴らすように注意して日々調教している。


ジュネス(JN)
ジュネス
生年月日 2005年4月9日(6歳)
毛色 鹿毛
競走馬時代の名前   ダンシングジュネス
競馬時代 地方競馬・中央競馬共に競争実績あり。
生産牧場 社台ファーム
産地 北海道浦河郡浦河町
父馬 グラスワンダー
母馬 シャイアンレディー

【特徴】
馬の身体も、口向きも非常に柔らかいので普段乗る時は、無用の刺激を与えないように、注意して乗っている。
馬が不快感や苦痛を感じないように注意している。周りの状況に過敏に反応する所があるので、用心して乗っている。
また、よく人の事を見ており、人によっては乗る時に動いたりイタズラをしたりする所があり、驚かされる。

【競技会出場】
2011.3.13(日)の府民大会(杉谷乗馬クラブ)にジュネス号で出場。
ジュネスは、初めての競技会への出場でしたが、馬の状態は案外落ち着いておりました。結果は1落下でしたが馬の能力は十分で、
デビュー戦としてはまずまずの結果だったと思います。
今後も更なる調教を積み、競技馬としての活躍を期待しています。
この馬は会員様のレッスンにも参加しており、レッスンにも参加できるおとなしい状態と、競技で必要な緊張感をバランスよく保つよう
調教課目を組み立てていき、競技馬としても活躍できるよう調整していくつもりです。



ジュエル(JL)
ジュエル
生年月日 2004年3月30日(7歳)
毛色 青毛
競走馬時代の名前  フサイチジュエル
競馬時代 2007年の中央競馬の新馬戦で1勝。
生産牧場 三嶋牧場
産地 北海道千歳市
父馬 スペシャウウィーク
母馬 フサイチヨーコ

【特徴】
馬は一見ぼーっとしているような所があるが、注意力があり新しい場所や普段慣れていない物を見ると物見をする事がある。
1つの事を覚えるのに時間がかかるが、一度覚えると良く覚えている。
馬には力もあり、しっかり覚えるので、大器晩成タイプの馬だと思う。

「服部緑地乗馬センターでの騎乗馬」続きを読む

岩坪徹のプロフィール

はじめに岩坪徹についてご紹介いたします。
iwatsubo0414.jpg

【経歴】
 8歳から乗馬を始め昭和25年春、恩師今村安先生の門下に入り、昭和初期に日本に導入された「自然馬術方式」の研究・実践に専心。社会人となってからはサラリーマン生活の傍ら馬術活動を続けたが、入社25年目に転身し「乗馬クラブクレイン」の社員として馬術に没頭する生活に入る。

 2004年、定年退職後も馬術の研究は継続。また、この間実践とともに馬術書(原書)翻訳の必要性を痛感し、「カプリリー論文集」(英文)、イタリア馬術連盟「自然馬術教本」(伊文、松井さとゑ女史との共訳)、その他を翻訳し出版しました。

 過去60数年間の鞍数(調教、騎乗回数)累計は、平成21年2月現在、51,400鞍を超えました。80歳を超えた今なお、馬術の研究と実践を怠ることはなく障害飛越の現役選手として活躍しています。

【主な競技会成績】
昭和35年(1960年) ローマオリンピック障害馬術の国内予選会に出場。
              京都大学銀蹄会大会 大障害飛越種目 準優勝
              滋賀県大津馬術競技大会 大障害飛越種目 優勝
              第10回 国民体育大会 大障害飛越種目 優勝
昭和56年(1981年) 京都大学銀蹄会大会 大障害飛越種目 優勝
              第11回 国民体育大会 大障害飛越種目 準優勝
              大障害飛越種目 関西馬術競技大会 優勝

【主な表彰歴】
 日本馬術連盟創立50周年記念特別表彰

これから、騎乗日誌をこのブログで公開していきますので、ご期待下さい。

「岩坪徹のプロフィール」続きを読む