お洒落さんがいっぱい!? 馬のファッション通信 ~メンコ編~

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馬達の顔をカラフルに彩るマスク、見たことありませんか?それは、【メンコ】という、競馬や乗馬で大活躍の馬アイテムです。メンコ(面子)は・・・、
①耳を覆ってあげることによる防音効果で馬に安心感を与える
②顔に砂などがかかるのを防ぐ
③背後への視界を狭め、落ち着かせる。
など、様々な効果があります。最近では機能性はもちろんのこと、ファッショナブルなものがとても増えているので、リサーチしてみました!
 
 
<形>
メンコの基本の形は耳を覆うようにできています(競馬などでは耳を覆われるのは嫌がるけど、顔の砂は防ぎたい...という馬用に覆いのない物もあります)。耳を覆う事で、人間でいう耳栓の効果のように音が聞こえづらくなります。音に敏感で、すぐ驚いてしまう馬にはとても効果があります。乗馬クラブでも馬の性質によって使い分けています。
 
また、その他に視界を狭める「ブリンカー」という眼のまわりに覆いがついたタイプのものもあり、競馬の場合は出走投票(出走するための最終的な申し込みのこと。)時に事前申請をしないといけない特殊アイテムになります。同様の効果で、(メンコではありませんが)頬の部分にロール状のモコモコとしたものをつける「チークピーシーズ」も同じように視界を遮る効果があります。
 
耳のみを覆うものは「イヤーネット」、目の下まで布があるものは「メンコ」、メンコの形で目を覆う部分が付いていると「ブリンカー」...こんな感じで覚えて頂くといいかもしれません。
 
 
<素材&装飾>
馬具の素材は近年どんどん進化していて、メッシュ素材や、夏用クール素材、虫よけ効果をならったものなど様々な素材がでてきています。馬達は人間と同じように、顔にもびっしょり汗をかくので、洗濯可能な素材が基本ですね!(夏場は1日のレッスンで馬具も汗でびっしょりになるので、洗えるものはそのつど洗濯が必要です)最近ではお洒落な飾り付きや柄ものも多数でてきています。

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↑ ビビッドなピンクのラインに、なんとバラ風の模様入

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↑ こちらは、控え目なリボン付き!


<色>
形や素材よりも一番ファッション性が強いかもしれない「カラー」。乗馬クラブでは、黒や茶色のシンプルなものを使用することも多いですが、MYメンコ持参の会員さんはとてもお洒落に可愛いカラーのメンコをつけてあげたりしています♪柄はもちろん、刺繍などもいいですね!

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↑ 戦隊ものに出れるかも!カラフルメッシュ3頭!


乗馬するときには、馬達に色々な馬具を装着しますが、『メンコ+ゼッケン(鞍の下に敷く布)+プロテクター(足もとの保護)&騎乗する人間の服』で色や柄などをコーディネートすると、ファッショナブルな馬と人とのリンクコーデ乗馬スタイルのできあがりです!たとえば...

●カッコ良く「黒」派な人は...
【人】艶感のある黒のスポーツタイプヘルメット+着まわしのききやすい黒ベストダークグレーのキュロット(乗馬用ズボン)&【馬】黒のイヤーネット+黒のゼッケン・ラメ刺繍+黒プロテクター

●おもいっきり女子風に
スワロフスキー風装飾ヘルメット+白トップス+パステルカラーキュロット+赤の短鞭+ピンクプロテクター


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↑ イニシャルを刺繍で!オリジナル感UP!

気に入ったファッションで練習すると、気分もあがってますます楽しくなりますね!ぜひ馬アイテム「メンコ」もチェックしてみてください。


※クラブでは馬達の性格、気質、体質等にあわせて、馬も人も安全にレッスンに参加できるよう、馬具を合わせています。(馬別のメンコの必要性の有無など)詳しくは、スタッフまでお問い合わせください。


written by Okanami


 商売繁盛!!福招きの【左馬(ひだりうま)】


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「藤井聡太七段。タイトル挑戦の最年少記録を31年ぶりに更新!」近頃なんとなく、残念なニュースばかり・・・そんな中、明るいニュースに元気をもらいました!史上5人目の中学生プロ棋士として、14歳という若さでデビューした藤井聡太七段。これからの活躍が楽しみですね。

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 将棋の起源は古代インドという説が有力で、西洋はチェス、日本は将棋に発展したと考えられています(お恥ずかしい事に...筆者は日本発祥と思っていました(汗)インドだったとはびっくり!)。日本の将棋というと、あの五角形の駒の形が頭に浮かぶ方が多いと思います。チェスなどと違い、色分けをしていない日本の駒は、あの五角形の矢印の向きで敵味方の区別ができる、理にかなった形なんです。ちなみに【馬(うま)】の駒は別名【竜馬】。苦手な頭からの攻めを克服し、周囲を威圧する駒です。この【馬】を逆さにした駒を見たことはないでしょうか?お爺ちゃんの家?お店?キーホルダー?きっとどこかで一度は目にしているのでは?この逆さまの【馬】は【左馬(ひだりうま)】とよばれ、将棋の町として有名な、山形県天童市で生まれた『幸福の守り駒』なんです。天童市の観光ガイドで「左馬」の由来を調べてみました!

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↑将棋の町、天童市には町のあちこちで駒が...


【左馬の由来】
◆「うま」を逆から読むと「まう」と読めます。「まう」という音は、昔からめでたい席で踊られる「舞い」を思い起こさせるため、「左馬」は福を招く縁起のよい駒とされています。

◆「馬」の字の下の部分が財布のきんちゃくの形に似ています。きんちゃくは口がよく締まって入れたお金が逃げていかないため、古来から富のシンボルとされています。

◆馬は人がひいていくものですが、馬が逆さまの為、逆に馬が人をひいてくる(=招き入れる)ことから「商売繁盛」とされています。

◆馬は左側から乗るもので、右側から乗ると落ちてしまいます。そのようなことから、左馬を持つ人は競馬に強いといわれています。

参考・引用 天童市観光ガイド、観光パンプレット  http://www.ikechang.com/shogi4.htm


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とにかく縁起の良い「左馬」。ここまで読んで下さった方は、何かに似ていると気がつきませんか?そうなんです「幸運の蹄鉄」です!魔除け、厄除け、幸運を招くとされ、海外では古くから大切にお守りとされてきた「蹄鉄」と似ていますね!もしかして日本版「左馬」と海外版「蹄鉄」の組み合わせは、最強の「幸運の馬セット」かもしれません。自分で身につけるのはもちろん、馬好きの友達や家族へのプレゼントにもいいですね♪♪


written by Okanami