クレイン審判アカデミー第一期生、アジア競技大会馬場馬術代表人馬選考競技会セクレタリーレポート♪

みなさまこんにちは、元持です。

今日は、クレイン審判アカデミー第一期生、庄司優子さん(東京)のご活躍をレポートします。

クレイン審判アカデミー、みんさん覚えていらっしゃいますでしょうか。
2015年に栃木と大阪で第一回講習会が開催されました。
庄司さんはその時の受講生で現在、審判アカデミーのメンバーの一人です。
20180603-1.jpg
庄司優子さん  クレインアカデミー講師南條さん  菰田ゆかりさん

3級審判から始まり、様々な競技会で実績を踏み、現在では2級取得者として、公認競技の審判やセクレタリー※を務めていただいています。
※セクレタリーとは馬場馬術競技の審判員の隣に座り、ジャッジペーパーに審判員の言った点数やコメントを記入する役割を担います。

今回、5月28日・29日に御殿場で行われた18回アジア競技大会(2018/ジャカルタ・パレンバン)馬場馬術競技代表人馬選考競技会で、外国人ジャッジのセクレタリーを務めていただきましたので、そのお話をレポートいたします!
20180603-2.jpg
ーまずは、初めてのご紹介となりますので、庄司さんが審判員資格を取得しようと思ったきっかけを教えてください。

『私は、自分も競技に参加しているのですが、ある時点で伸び悩んで行き詰った時があったんです。
それがきっかけでジャッジの事を勉強してみようと思いました。
今ではそのおかげで、点が伸びなかった理由が自分でも理解でき、どこをどう改善すればよいかわかって得点も上がってきました。』

ー今回の競技はすべての審判員が外国人ということですが、苦労した事とかございますか?

『日本人のジャッジだと、言っている意味が何となくわかるが、外国人の表現の仕方は様々なので、初めて聞くような表現は戸惑います。
だからあらかじめ、よく使う言葉を最初に確認しておきますね。
また、運動課目を言葉にしてから点数を言うジャッジと、点数だけを言ってそのあとコメントがくるジャッジなど、さまざまなタイプのジャッジがいるので、そのあたりも事前に確認しておきます。』

ー今回初めて聞いたような表現はありましたか?

『クルックド(crooked)、という表現がありました。要は、駈歩発進の際に馬が歪んでいるということを意味している言葉です。
この表現を聞いたときには、言葉があっているかどうかを聞きなおしましたね。』
20180603-3.jpg
ー外国人ジャッジならでは、で感じることがあれば教えてください。

『外国人ジャッジは、リズムブレイク(銜受けが均等ではない事に起因するリズムの乱れ)と、額の面がビハインドになっているという部分にはとても厳しい、それから移行における入りと出だしですね。
停止の際のハーフホルトはだめだが発進は良し、など。今回ついたジャッジの方は、6.5以下の項目には必ずコメントを入れてあげていましたね。
また、外国人ジャッジのみなさんが言われていたのが、サプルネス(柔軟性)の部分で手が強くなりがちな人が多いので、もっと柔らかく、馬が背中を使って動けるように、と話されていました。』

ー外国人ジャッジについてセクレタリをしてよかったこと、またはセクレタリに入るにあたり普段から心がけることはありますか?

『外国人ジャッジにつくのはとても緊張するし疲れますが、ヨーロッパなど最先端の国の馬術状況を教えてもらえたり、運動の良しあしを身近で勉強することができます。これは本当に良い経験になります。
普段から心がけてることといえば、ハンドブック(英語版)を普段から読むということです。』

ー庄司さんが今後目指されるのは?

『やはり一級取得を目指して実績をたくさんつくっていきたいです。』

今回はお忙しい中、いろいろとお答えいただき、ありがとうございました。

クレインの審判アカデミーから、国際レベルのセクレタリーにまで入っていっていただける方がおられるのは本当に嬉しいことです。
現在2級審判を持っておられる方も20名ほどいらっしゃいますので、これからこういう場に出ていかれる方がもっともっと増えていかれると思います。

今回の会場には、2期生として岡山で審判講習を受講された菰田ゆかりさん(東京)も見学に来ていただいてました。
今後、庄司さん筆頭にたくさんの方が、より多くの競技会で実績を積んでご活躍されることを期待しています。

7月に行われる全日本馬場パートⅡでも、クレイン審判アカデミーから3名の方がセクレタリーに入る予定です。

競技のご声援ももちろんお願いしたいですが、ぜひジャッジボックスの中も少し覗いてみてください。
お知り合いの方がいるかも・・!?

最後に、庄司さん宛にクレイン馬場部部門長の瀬理町からコメントが届いておりますのでご紹介いたします。

『まず始めに、クレイン審判アカデミー第一期生から、代表選考のような重要競技のセクレタリーに抜擢されるような方が存在するのはうれしい限りです。
 国際審判員のセクレタリーはどなたでもできるという役割ではないだけに、庄司さんの活躍は他のメンバーの方にとっても大きな目標になってくれると思います。
 2020を視野に入れて発足したアカデミーです、着実に目標に向かって皆さんの努力が実を結びつつあることを実感しています。
日本の馬場馬術界の為にも頑張ってください!』

以上、瀬理町部門長からの激励コメントでした('ω')ノ
では今日はこの辺で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

元持真麻