この夏、見たい映画「戦火の馬」

この夏、見たい映画「戦火の馬」

こんにちは、高橋です。
いよいよ、8月に入りました。暦の上では立秋、季節は秋です。気温はまだまだ夏ですが・・・
この時期、あちこちでお祭りが開かれていて、あぁ、日本の風物詩っていいなーと感じます。
そいえば、先週、クレイン茨城の近くでも花火があがっていたようです。聞き慣れない音に馬が「フーッ!」と鼻息強く音に耳を立てていました。


さて、今日は馬にまつわる映画「戦火の馬」のご紹介です。
2012年3月に公開された、スピルバーグ監督の映画です。
原作はマイケル・モーパーゴの「戦火の馬」という児童小説で、第一次世界大戦をフランスに渡り、馬とともに戦ったイギリスの退役軍人の話を基に書かれています。

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クレイン茨城のマジカルフラッシュ。彼を見ると、映画の中の馬を思い出し、心が痛いですhoro.gif

映画は馬ジョーイの視点から描かれています。
といっても、馬が話すわけではなく、馬の雰囲気、仕草、人とのかかわりから伝わってきます。実際、日々馬と接している私から見ても馬の演技は自然で、普段も見かける仕草があります。
映画を見ていると、きっと馬たちの感情にスッと入っていけるのではないでしょうか。


ストーリーはイギリスの農村から始まります。
少年アルバートとのびのびと暮らしていたジョーイ。
そこに、開戦の報が届き、ジョーイは軍馬として売られてしまいます。そして、軍馬として売られたジョーイは、どのような環境に立っても強く生きようとします。
ただ、生きようと。
農村に残されていた少年アルバートは、ジョーイに会うため志願して戦場に赴きます。


一つ、印象的だったシーンは、鉄条網に絡まったジョーイを敵味方関係なく助けようとする場面です。純粋に生きようとするジョーイの姿が、一瞬、戦場に平和をもたらしたのではないかと感じます。人間もまた、一人一人が、生きようとし、戦場で出逢わなければ仲間になっていたかもしれないのに・・・戦争という大きなしがらみにとらわれ、それでも、戦時中を生きようとした人々と馬の絆が描かれています。はぁーそんなしがらみは、どこから生まれるのでしょうか。

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睡蓮がきれいに咲いていました。モネの睡蓮、季節は夏なのかな。

「戦火の馬」。よろしければご覧になってみてください。
きっと、みなさんも馬の感情を感じることができるのではないでしょうか。
アルバートの騎乗姿も素晴らしいですよ。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今回、「戦火の馬」を見て改めて戦時中に生きた人たちのことを想像しました。宮崎駿監督の「風立ちぬ」も見に行ってみたくなりました。


高橋

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