馬が好き!乗るだけじゃなく「お世話や育成」それが職種である厩務員

競馬好きの方なら「厩務員」と言う職種の事はご存知かと思いますが、
花形ジョッキーを支え「馬の日常のコンディション管理を行う」一見して
舞台裏の仕事ではありますが実は非常に重要な職業なのです。

例えば、自動車F1レースで言う所の「ピットクルーやメカニック」などにあたります。

厩務員競走馬厩務員になる為には、
「乗馬経験・牧場経験が必須」で馬の取り扱いが出来るようになっている事がポイント
応募の時点、すなわち「乗馬経験」が要求される点です。

●騎乗経験
近年少し基準が緩和されたのですが、具体的には「育成馬・乗馬の騎乗経験が1年以上であって、単独騎乗による3種の歩法(常歩、速歩、駈歩)ができる者」が条件になっています。

この条件は「単に乗馬クラブに通っています」というより競馬学校の厩務員課程に合格するには、実際に入学願書を出すまでに既に実務スキルUPしておかなければなりません。

●年齢
現在と過去の厩務員試験内容が大きく違うところは厩務員の年齢制限が撤廃されたことです。数年前は試験を受けるときの年齢が27歳以下でしたが、撤廃され何歳でも受けれることが可能となりました。

厩務員試験内容ちなみにJRA厩務員過程試験は1次試験と2次試験になります。

【1次試験】一次試験の内容は過去の傾向で現在は変わっている可能性もありますが・・・
試験問題は国語、社会、競馬一般の3種類です。競馬一般は競馬全体のことで、専門的なことから現在の競馬の問題についてです。

例えば疝痛の原因、馬体の名称などが専門的な分野で現在の競馬とは何々レースの勝ち馬は?など競馬の時事問題が出ると言っていました。

【2次試験】二次試験は乗馬と面接になります。乗馬試験で合格したものだけが、面接にすすめます。

乗馬試験の内容は調教鞍で常歩、正反動、駈歩、ツーポイントです。
ここでいちばん大事な事は正反動でしょう。競走馬のみの経験者は反動が取れず正反動でお尻がポンポン上がってしまったり、手が動いて安定できなかったりします。

厩務員としてみなさんが一番イメージするのは、上記の『「競馬の厩務員スタッフ」になる事』かと思われますが、実はその他『「育成牧場」「生産牧場」や「乗馬クラブや観光牧場」での馬に携わる仕事(厩務)』もありそれらは男女問わずニーズがあります。

いずれも、予め基本的な騎乗技術や馬の扱い方を知っておかなければなりません。

乗馬クラブクレインの乗馬学校【厩務員養成コース】では、そういった乗馬に関する基礎知識を学ぶことができます。
(本コースでは6ヶ月の乗馬技術や馬の健康管理、厩舎管理などを実践で身につけていきます。)

まったく、はじめての方でも受講できますよ。
厩務員養成コースのお問合せは各会場へ

厩務員

Written by Sakaguchi

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