2011年9月28日~29日分

9月29日(木)  
ジュネス

(調教)
軽く飛越調教。

(所感)
最後に120cmまで。
いい飛越。

ジュエル

(調教)
一寸元気がないので軽運動のみ。

(所感)
疝痛ではないようだが、用心して。
盛夏の間、休まず運動を続けていた事もあるか?

疝痛(せんつう)って?

疝痛とは、いわゆる馬の腹痛の事を言います。
馬では、発症頻度の高い消化器疾患の1つで一般に胃腸にその原因があるものを指します。
馬の疝痛の初期の症状としては、元気がなかったり、飼いを食べない、厩舎でゴロゴロ寝ているなどがあり、いつもの様子と違う事に気付いてあげる事が大切です。


9月28日(水)  
ジュネス

(調教)
ジュエル号と同じく第1馬場で騎乗。
障害を連続飛越。

(所感)
連続になると、ややハミにかかる事も。
今後の要注意事項。

ジュエル

(調教)
下の第1馬場で騎乗。

(所感)
競技用の障害が約10個配置してあったのでグルグル廻りつつ飛び回る。
低いせいもあったろうが、大体落ち着いて飛越。
未だ他馬が前から接近してくると一寸怖がる。

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2011年9月24日~26日分

9月26日(月)  曇り一時小雨
ジュネス

(調教)
馬場の関係で、軽運動のみ。

(所感)
口向きに主眼。

ジュエル

(調教)
90cmの垂直障害飛越、
同じく90cmのオクサー障害
各1個を反復飛越。

(所感)
割り合いスムーズに終始する。

原稿を書く必要があり、昭和26年~27年頃の調教日誌を引っ張り出して、参照しつつ原稿を書く。
いやはや、現在では考えられぬ時世・時代だった。それにしても、よくぞこんなものを残していた事だ。
9月25日(日)  曇り午後晴
ジュネス

(所感)
昨日に続き、今日もクリニックで、空いた馬場がなく合間を縫って軽運動。

ジュエル

(調教)
昨日に続き、今日もクリニックで、空いた馬場がなく合間を縫って軽運動。

(所感)
駈歩輪乗りをやや長く。
張りすぎても困るので。

馬が張るってどういう事?

馬が張るという表現は、専門用語ですが
特に、若い馬等が元気が余っているような状態の事を言います。
馬が張っていると、小さな物音に反応し、びっくりして速くなったり、いつもは何ともないようなものに過敏に反応する状態を言います。


9月17日(土)  
ジュネス

(調教)
本日より3日間、馬場馬術のクリニックがある為、運動は一般レッスンの合間を縫って、軽運動のみ。

ジュエル

(調教)
本日より3日間、馬場馬術のクリニックがある為、運動は一般レッスンの合間を縫って、軽運動のみ。

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2011年9月16日~19日分

9月19日(月)
ジュネス

(調教)
軽運動のみ。

(所感)
今日(祝日)も日曜シフトでもあるので。

ジュエル

(調教)
低障害の飛越を反復。

(所感)
助走距離、角度(故意に斜め方向に助走する)を種々に変化させつつ。
口向きの調整を兼ねて。

9月18日(日)  
ジュネス

(所感)
時間的に行き詰まり軽運動のみ。

ジュエル

(調教)
低障害飛越反復。

(所感)
口向きに注意しつつ。


9月17日(土)    午後一時雨 夜には本降り
ジュネス

(調教)
軽運動。

(所感)
昨日、取材で少々運動を急がせた事もあり。

ジュエル

(調教)
90cm以下の垂直障害飛越。

(所感)
助走中の口向きに注意しつつ。


9月16日(金)    午後一時雨
ジュネス

(調教)
垂直障害飛越を主に。
120㎝くらいまで。

(所感)
取材があり、少々忙しかったが、援助もあり、何とか切り抜ける。

取材の様子
20110916_01.jpg
20110916_02.jpg
20110916_03.jpg

ジュエル

(調教)
昨日と同じくやや程度をさげて反復飛越。

(所感)
助走中の口向きを主に。

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馬の食事について。

草食動物である馬が、なぜ120cmの障害を飛越したり、あんなに力強く走ったりするのでしょうか?
まず、馬の食事の回数ですが、当乗馬センターでは、1日に4回食事をしています。
朝の5時・11時・16時・22時が主な食事時間です。
センターが休みの日は馬も休みなので、食事の回数・量とも少なくなります。

馬の食べる飼料について少し見てみましょう。

チモシー

イネ科の多年草
繊維が多く馬の嗜好性は良い。
1年中均質の栄養価のものが収穫できる。

アルファルファ

マメ科の多年草。
カルシウム・ビタミンが豊富で、馬によるがチモシーより更に嗜好性が高く、栄養価もチモシーに比べると高い。
夏には紫色の花をつけるので、和名は、ムラサキウマゴヤシ(紫馬肥やし)と言う。
たんぱく質・カルシウムが豊富に含まれている。
マメ科牧草はイネ科牧草に比べて、粗タンパク質含量が2~3 倍、カルシウム含量が2~3 倍であるなどの特徴がある

ヘイキューブ

アルファルファを原料として、キューブ状に押し固めた飼料。

ペレット

各種の栄養素を配合して固形化した飼料。
栄養価が均質で、消化管内の通過も良い。

ちなみに、
ジュネス号の給餌量は

  チモシー アルファルファ ヘイキューブ ペレット
2 0 0 0.5
1.5 1.5 0 1
1.5 1.5 0 1
2 0 0 0

ジュエル号の給餌量は

  チモシー アルファルファ ヘイキューブ ペレット
2 0 0 0.5
1 1.5 0 1
1 1.5 0 1
2 0 0 0

 以上が主な飼料ですが、馬の体調や状態に合わせて随時変更をしています。
そのほかにも、飼料添加物をあげて、ビタミン・ミネラルなど不足分を補う栄養素を給餌しています。

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馬の毛色について

軽種馬の毛色

栗毛・栃栗毛・鹿毛・黒鹿毛・青鹿毛・青毛・芦毛の7種類と白毛を加えた8種類です。
(軽種馬とは日本軽種馬協会で定めるサラブレッド・アラブ・アングロアラブ・サラブレッド系・アラブ系の5種を言います)

軽種馬以外の馬

軽種馬の白毛を除く7種に粕毛・ブチ毛・月毛・河原毛・佐目毛・薄墨毛を加えた13種

※被毛とは、体の色のことを指します。
※長毛とは、たてがみ・前髪・尻尾のことを指します。

馬の毛色について-栗毛

「たてがみや尾っぽが茶色い馬」

被毛は黄褐色でたてがみ・尻尾は被毛より濃いものから淡く白色に近いものまである。

馬の毛色について-栃栗毛

「栗毛よりも色が濃い(黒っぽい)馬」

被毛は黒味がかった黄褐色から黒味の非常に濃いものまであるが黒色にはならない。

馬の毛色について-鹿毛

「たてがみや尾っぽが黒い馬」

被毛は明るい赤褐色から暗い赤褐色まであるが、長毛と四肢の下部は黒色である。

馬の毛色について-黒鹿毛

「全体的に黒いが一部に茶色いところがある馬」

被毛の色合いが黒味がかった赤褐色で相当黒く見えるものもあるが、眼の周辺・口辺・ひばら・下腹等は褐色であり長毛・肢下部は黒色である。

馬の毛色について-青鹿毛

「青光りするほど黒い黒鹿毛の馬」

全身殆んど黒色で眼及び鼻の周辺・ひばら等が僅かに褐色である。

馬の毛色について-青毛

「どこもかしこも真っ黒な馬」

被毛・長毛共に黒色である。

馬の毛色について-芦毛

「全体的に白っぽい馬」

原毛色は栗毛・鹿毛又は青毛等であるが、被毛全体に白色毛が混生し、年齢が進むにつれて白色の度合いが強くなる。生後間もない幼駒は原毛色に近い毛色です。

馬の毛色について-白毛

「めったに見ることができない馬」

被毛は全体が殆んど白色で、眼が青色のものもある。皮膚はピンクで一部に色素を有するものがある。芦毛との違いは、出生時に既に全体が白色を呈している事である。

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2011年9月12日~15日分

9月15日(日)  
ジュネス

(調教)
 

(所感)
特別レッスンとのバッティングもあり、軽運動のみ。

ジュエル

(調教)
やや程度を下げて、80cmの垂直障害、70cmのオクサー障害を反復。

(所感)
助走中における口向きの調整。徐々に慣れてきたか。


9月14日(水)  
ジュネス

(調教)
第1馬場にて騎乗。

(所感)
軽く飛越。垂直障害120cmまで。

ジュエル

(調教)
第1馬場にて騎乗。

(所感)
他馬、数頭と共に運動。
大分慣れてきたようだ。
しかし、未だ幾分警戒する様子もある。


9月12日(月)  
ジュネス

(調教)
低障害飛越 反復。

(所感)
口向きに注意しつつ。残暑の時期でもあり、馬の体力をも考え。

ジュエル

(調教)
低障害飛越 反復。

(所感)
口向きに注意しつつ。

 本社より、先週8日~11日の間、ブレナムで行われたロンドンオリンピック総合馬術地域予選で、日本チームはオーストラリアチームに勝って出場権を獲得した由。近頃では珍しく嬉しい事。
日本チームは出場者5名中、1名がクロスカントリーで転倒して失権したが、他4名は先ず先ずの成績で完走。
オーストラリアチームは4名出場し、クロスカントリーと飛越で1名ずつ計2名が失権してチーム成績が成立しなかったとか。
 クレインスタッフ2名(東武事業所・根岸選手、東京事業所・弓良選手)は共に完走。
オーストラリアチームが第1日目には9名中、1位・2位・3位・5位を占めながら2名の失権者を出した事は日本チームの1人が失敗した事もやや意外な結果。
今回の結果は嬉しい事ではあるが、まだまだ訓練を要する段階にある事を示しているのは明らか。
なお、前途は遠いと言うべきか。
また、競技内容の詳細を知りたいもの。


総合馬術競技について

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2011年9月9日~11日分

9月11日(日)  
ジュネス

(調教)
軽運動。

(所感)
土・日曜日は一般レッスンでも忙しく働いているので。

ジュエル

(調教)
昨日と同じく低障害飛越を反復して。

(所感)
助走中の口向きの調整。


9月10日(土)  
ジュネス

(調教)
軽運動。

(所感)
フラットワーク 駈歩輪乗りまで。

ジュエル

(調教)
低障害飛越を反復して。

(所感)
昨日行った助走中の口向きの調整。
更に調整すべく。
障害は60cm~70cmに下げて繰り返す。
概ね可。

 騎乗中、左前落鉄。幸い鉄はすぐ見つかって直ぐ修復してもらったが、騎乗中に落鉄に気付かなかったのは不覚。

落鉄とは?

落鉄とは、蹄鉄が外れて落ちる事を言います。
蹄鉄は馬の蹄に装着される鉄・ゴム・プラスチックまたは、それらを組み合わせたU字型の製具の事をいいます。
蹄鉄の厚み・重量・形状は馬の足取りに大きく影響するため、熟練した装蹄師が1頭ずつの馬に合わせた蹄鉄を作り、馬のコンディションを良好に保っています。


9月9日(金)  
ジュネス

(調教)
120cmの垂直障害飛越。

(所感)
こちらの方は、はるかに安定。

ジュエル

(調教)
90cm以下の障害飛越を反復して。

(所感)
助走中の口向きに注意しつつ。未だ時にハミに出る。
この点は今後も修正・向上の要あり。

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2011年9月5日~8日分

9月8日(木)  
ジュネス

(調教)
ジュエルと同じく軽い運動。

(所感)
少々暑さがぶり返した事もあり、駈歩輪乗りまで。

ジュエル

(調教)
軽い運動。

(所感)
少々暑さがぶり返した事もあり、駈歩輪乗りまで。


9月7日(水)  

 終日雨が降ったり止んだり。所が夜に入り各地に大雨警報。河川氾濫警報等。

ジュネス

(調教)
100cm級のオクサー障害飛越。

(所感)
概ね安定して飛べる状況。
しかし油断は禁物。

ジュエル

(調教)
90cm級のオクサー障害飛越。

(所感)
割り合い落ち着いて飛越。


9月5日(月)  
ジュネス

(調教)
100cm級のオクサー障害飛越。

(所感)
沈静飛越を主眼として。

ジュエル

(調教)
90cm級のオクサー障害飛越。

(所感)
沈静飛越を主眼として。

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2011年9月2日~4日分

9月4日(日)  
ジュネス

(調教)
ジュエルと同じくフラットワーク

(所感)
駈歩運動まで。
飛越練習用の馬場は込んでいて止むなく。

ジュエル

(調教)
フラットワーク

(所感)
駈歩運動まで。
飛越練習用の馬場は込んでいて止むなく。


9月3日(土)  

 終日雨が降ったり止んだり。所が夜に入り各地に大雨警報。河川氾濫警報等。

ジュネス

(調教)
フラットワーク

(所感)
口向きの調整。軽く。

ジュエル

(調教)
90cm以下のオクサー障害を反復して飛越。

(所感)
割り合い落ち着いて飛ぶ。


9月2日(金)  

 日中はさして降らず

ジュネス

(調教)
フラットワーク

(所感)
駈歩の輪乗りまで、軽く。

ジュエル

(調教)
100cm以下の垂直障害を反復して飛越。

(所感)
概ね可。

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2011年8月29日~9月1日分

9月1日(木)  
ジュネス

(調教)
ジュエルと同じ中間距離2完歩のコンビネーション。

(所感)
こちらはさすがに落ち着いている。

ジュエル

(調教)
中間距離2完歩のコンビネーション。

(所感)
この距離は初めてだったが、やはり幾分緊張する。


8月度鞍数:52鞍 トータル鞍数:52,566鞍
8月31日(水)  
ジュネス

(調教)
ジュエルと同じ中間距離1完歩のコンビネーション。
高さは垂直90㎝+90㎝。
及び、単独の120㎝ 1個。

(所感)
概ね可。

ジュエル

(調教)
中間距離1完歩のコンビネーション。
高さは垂直90㎝+90㎝。

(所感)
暫く振りだが落ち着いて飛越。


8月29日(月)  
ジュネス

(所感)
昨日、一昨日はレッスンでもよく働いたのか、一寸疲れ気味なので軽く。

ジュエル

(調教)
昨日に続き90cm以下のオクサー障害飛越。

(所感)
一寸迷う事も。

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