2016年、全日本競技の結果は?―全日本障害馬術―

こんにちは。障害馬術取材チームです。

今年も11月18日~20日にかけて世田谷区・馬事公苑で行われた「第68回全日本障害馬術大会2016PartⅠ」の取材に行ってきました。

馬事公苑はもう間もなく2020年の東京五輪に向けた改修工事に入るため、現在の馬事公苑で全日本が開催されるのは、今年で最後となります。

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都内でアクセスも良く、またJRAホースショーのようなイベントも開催しており、一般の方に馬術を知ってもらうのには絶好の場所だっただけに少し残念な気も...。

でも、今以上に素敵な施設に生まれ変わり、東京五輪開催時にはたくさんの方で馬事公苑が埋め尽くされると思うと待ち遠しい気もしますね♪

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写真:すっかり秋模様の馬事公苑。
全日本と聞くと、「今年もそろそろ終わりかぁ~」と思います。

さて、そんな今年の全日本パートⅠですが、クレインからは13名19頭が参加しました。

"全日本"という大会名からもわかるように、全国から集まったトップレベルの人馬が、3日間にわたりしのぎを削る戦いなのです!

さあ、ここで全日本のルールに関しての説明です★

全日本は、1日目にフレンドシップが行われ、2日目(18日)と3日目(19日)にそれぞれ行われる
中障害飛越競技Aと大障害飛越競技、中障害飛越競技Bが予選となり、この2日間の結果から、予選を通過した人馬のみが最終日(20日)の決勝に進むことができます。
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※1 障害馬術を大きく分けると、障害物の落下が減点となる《標準競技》と落下をタイムに換算する《スピードアンドハンディネス》があります。標準競技では減点が少ない人馬が上位となり、最小減点が複数いる場合には、その中で最もタイムの早い人馬が優勝するという方法と、ジャンプオフと呼ばれる優勝決定戦を行う方法とがあります。スピードアンドハンディネスでは落下による過失をタイムに換算して、実際の走行タイム(スタートラインからゴールラインまでにかかったタイム)に加えたタイムが早い人馬が上位となります。

※2 スピードアンドハンディネスと標準競技における順位の合計点で判断し、合計点の少ない人馬ほど上位になります。

では、まず1日目の成績から☆

中障害飛越競技A(スピードアンドハンディネス)では
3位 森裕悟&ブロードウェイ (乗馬クラブクレイン東京)
5位 岩館正彦&C'sセシル (乗馬クラブクレインオリンピックパーク)
9位 中野正幸&ザ・ムーラン (ニッケ乗馬クラブクレイン加古川)
...と、クレインの選手が3名も入賞しました!
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※写真:(上段左)森選手の走行時。我ながらベストショット!
(上段右)岩館選手の走行時。馬が地面を蹴り上げる際の力強さを感じます!
(下段左)表彰式の様子
(下段右)表彰式後のツーショット[左:森選手、右:岩館選手]

大障害飛越競技(スピードアンドハンディネス)では、残念ながらクレインからの入賞者はいませんでした。そこで、選手ではなく、障害物をちょこっとご紹介します♪(笑)
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スポンサーのロゴが入った障害やお城の塀や柵のような障害、蝶々がモチーフの障害などバリエーションが豊かですね♪

最後に、中障害飛越競技B(スピードアンドハンディネス)です。
中野善弘選手_&コルンブルーメ(東武乗馬クラブ&クレイン)が11位に入賞。
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※写真:中野善弘選手とコルンブルーメの走行時

2日目に上位に入賞すると、3日目で失権などよほどのことがない限り、決勝に進める可能性が高くなります。選手にとっては、気持ちに余裕をもって3日目を戦うためにも2日目で上位に入ることが重要なのです。

さて次は大会3日目の標準競技です。
果たして結果は??
3日目のレポートはまだ後日☆

2016年、全日本競技の結果は?―全日本馬場馬術―

みなさんこんにちは、元持です。

11月11日~13日にかけて御殿場競技場で第68回全日本馬場馬術大会2016 PartⅠが行われました。

日本一を決めるこの大会・・
今までの練習の成果を出せた人、悔しい思いで終わってしまった人など様々ですが、みんなこの一年間、この舞台を目指して努力してきたことに変わりはありません。
そんな選手たちの奮闘した3日間をお届けします。

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さて、今回馬場部ジュニアメンバーからは、小代智貴選手がLクラス、川上藍選手がMクラスに出場しました。
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全日本馬場馬術大会PartⅠという競技は、大人もジュニアも、外馬も国産馬も関係なく戦う競技です。
その中で入賞するのは、並大抵のことではありません。
ましてや二人はジュニアメンバー。

が、しかし、そんな経験豊かな大人の選手がたくさんいる環境の中、二人とも見事に入賞を果たしてくれました!パチパチ~(拍手)

小代智貴選手はLクラス予選で6位入賞♪
川上藍選手はMクラス決勝で5位入賞♪

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馬場部のジュニア選手からPartⅠで入賞できるまでの選手が育ってくれたことは本当に嬉しい限りですヽ(^。^)ノ

入賞後、小代選手、川上選手からのコメントをご紹介します。

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全日本馬場PartⅠを通して思ったことが2つあります。
一つ目は、当たり前のことですが、全体的にレベルが高いことです。
人馬共に完成度が高く、見習うところが多かったと思います。

僕自身、馬のレベルに自分が追いつけていない部分があるので、見習うところを見習い、自分のレベルを上げていきたいです。

二つ目は、ジュニア世代の活躍についてです。
全日本馬場PartⅠでの僕と同年代のジュニアの活躍は非常に刺激を受けました。
僕よりも上のクラスで入賞していて、レベルの差を感じましたし、やはり負けるのは嫌なので、負けないよう日々努力したいと思いました。

来年はクラスを上げて、Mクラスでチャレンジしていくので、優勝目指して頑張ります!

川上藍選手201611135.jpg

今回の全日本で騎乗させていただいたドリームガールとはコンビを組んでちょうど1年ほどになります。

全日本馬場PartⅠには今まで2回出場経験がありますが、決勝で入賞できたのは初めてでした。
Mクラスと言えど、レベルは高く、プロの方々の出場も多かった中での入賞は、とても価値のある経験になったと思います。

こんな機会をいただけたこと、今まで先生方にご指導いただいたこと、みなさんにたくさん応援してもらえたことに感謝して、来年はもっと上を目指せるように、これから更にがんばっていきたいと思います!

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地方での競技から全日本馬場PartⅡ、全日本馬場PartⅠへ、着々と、そして確実に活躍の場が広がってきているジュニア選手たちを見ると本当に頼もしく感じます。

馬場部の選手たちも負けていられませんっ(・_・;)

そして今回活躍した選手がもう1名、我らが瀬理町先生です!
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※グランプリクラスのホースインスペクションの様子

瀬理町先生曰く、初日の演技はミスライドだった(miss rideだった)ということでしたが、
2日目にはいつも通りの力強い演技で4位入賞♪
3日目には素晴らしい出来だったキュアで67.775%
全日本選手権3位という結果を残していただきました♪

瀬理町選手のような経験のある人でもミスライド、ということがあるのですから、馬と行う演技というのは本当に何が起こるかわからないものですね・・

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競技会当日に実力を発揮できるかどうかは、その馬にとっての最適なウォーミングアップの方法や課題を分かっている、また今までの経験を活かすことも大事です。
また、審判に対してどうすれば自分と馬をより良くみせることができるか、大まかに言えば、点を取るためのコツを知っているかかどうかも重要な要素だと思います。

特に全日本馬場PartⅠクラスまで来ればレベルの高い戦いになることには違いありません。
審判から見た目線を如何に意識できるかで、点数は変わってくるものです。
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でもさすが全日本馬場PartⅠまで出てくる選手たち、みんな時間さえあれば、他の選手たちの乗り方をチェックしています。

他の選手を見て学ぶというのは本当に大切なことで、乗り方はもちろんのこと、脚の使い方、手綱の持ち方やシート、本当に良く見ていて、私も感心させられました。


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今回の結果は下記の通りです。


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1日目(予選)

グランプリクラス
瀬理町芳隆&レグルス 8位60.240%
Sクラス
有山哲哉&リッチオーネ 14位61.110%
Mクラス
根岸淳&プリティダーリン 7位63.197%
川上藍(会員)&ドリームガール 12位62.522%
Lクラス
根岸淳&C'sコートニー 5位64.022%
小代智貴(会員)&ロデオ 6位63.563%
樫木俊&空10位61.896%
関口公平&ギャラント 14位61.034%
浅野道子(会員)&舞蔵人 15位60.171%

2日目
グランプリクラス(決勝)
瀬理町芳隆&レグルス 4位63.156%
セントジョージ賞典(予選)
冨川宏樹&ドミナス 8位62.368%
Sクラス(決勝)
有山哲哉&リッチオーネ 15位58.947%
Mクラス(決勝)
川上藍(会員)&ドリームガール 5位64.443%
Lクラス(決勝)
根岸淳&C'sコートニー 4位63.667%

3日目
全日本馬場馬術選手権
瀬理町芳隆&レグルス 3位67.775%
セントジョージ賞典(決勝)
冨川宏樹&ドミナス 9位63.725%

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結果が残せた選手も、残念ながら思い通りに残せなかった選手も、次に向けて一歩前進してほしいです。

『継続は力なり』
馬場部門長である瀬理町選手の座右の銘です!

来年の全日本では、より多くの選手が努力を実らせられるよう願っています。
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瀬理町選手と冨川選手は、12月9日(金)から11日(日)にかけて馬事公苑で行われるCDIに出場予定です。
ご都合のつく方はぜひ足を運んでみてくださいね(^.^)。

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これからも馬場部へのご声援をどうぞよろしくお願いいたします!

元持

2016年、全日本競技の結果は?―全日本総合馬術―

こんにちは、高橋です。

先日行われた全日本障害馬術PartⅠを以って、2016年全日本選手権の各馬術種目日本一が出揃いました。今回は総合馬術の様子をお届けします。

総合馬術は3日間で3種目を同じ馬と選手の組み合わせで競う競技です。
全日本総合馬術選手権は10月21日(金)~23日(日)に三木ホースランドパークにて開催されました。

選手権競技には根岸 淳選手とプリティーダーリンが出場、そして初優勝しました!

今回の選手権競技はCIC3*競技、総合馬術では1*(ワンスター)から4*(フォースター)まで競技レベルが分けられており、上のレベルに行くには1*から選手も馬も実績を積み上げていかなければなりません。だから3*競技に出るためには、経験と実績が必要になるんですね。

ケンタッキー・レキシントン世界馬術選手権やロンドンオリンピックを経験してきた根岸選手。
実は国内では選手権競技で勝ったことがありませんでした。
だから、今回の優勝は本当にうれしかったようです。


優勝後に根岸選手にお話しを伺いました。
-今回、優勝してのお気持ちをお聞かせください。
「選手権に出始めてから10年以上になるんですが、何度かチャンスがあった中でなかなか勝つことができませんでした。今回は優勝することができて、本当にうれしいです。

今回の優勝までに、いろいろな方にサポートしていただいたことに感謝したいし、久しぶりにコンビを組んだプリティーダーリンが頑張ってくれたことにも感謝をしたいです。

今シーズン初め、5月のCIC2*競技に出場したときは、日本に来て馬のコンディションを整えることができずクロスカントリーで失敗しましたが、7月のCIC2*競技で少しずつ調子を戻すことができました。

久しぶりのCIC3*競技で、クロスカントリーではスタミナが足りず、後半はかなり馬もバテていましたが、真面目で気持ちの強い馬だから信頼して乗ることができました。
今回、まだ、調子が万全じゃない中、プリティーダーリンはよく頑張ってくれたと思います。」


クロスカントリーでの、根岸選手とプリティーダーリンの一コマ。

-今後についてのお気持ちは?
「もちろん、世界選手権であったり、アジア大会であったり、その先には東京オリンピックもありますが、まずは、今を大事に、馬の力、自分自身の力を発揮できるよう、ステップアップしていきたいと思っています。」

根岸選手おめでとうございました。

根岸選手
表彰のときの根岸選手、笑顔が素敵です。

今回の競技の様子はこちらからご覧いただけます。

主な成績はこちらからご覧いただけます。

馬と行うスポーツ"馬術"の中の一つである総合馬術。
3日間3種目を競いあう競技で、選手と馬のコンディションを合わせていくのはなかなか大変なことだと思います。だからこそ、それが叶い、そうしたことの積み重ねが信頼関係となって実を結んだときは、感動やうれしさがあるのではないでしょうか。

そばで見ていて感じました。

次は、馬場馬術選手権についてお届けします。
競技の様子はFacebookページでもご覧いただけます。

高橋

明日から始まります!全日本馬場馬術大会2016PartⅠ

こんにちは、元持です。

11月11日(金)~13日にかけて、御殿場市馬術・スポーツセンターで全日本馬場馬術大会2016 PartⅠが行われます。

PartⅠというのは、大人もジュニアも関係なく、そして外国産馬も内国産馬も関係のない、すべてをひっくるめた、馬場馬術の日本一を決める大会です。

そういう意味では、誰にでも日本一になれるチャンスがあるという大会。
チャレンジする選手たちにとってとても大きな意義のある大会となります。

今大会にクレインの選手は12名出場いたします。

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グランプリクラス
瀬理町芳隆&レグルス(クレイン大阪)

セントジョージクラス
冨川宏樹&ドミナス(クレインオリンピックパーク)
中田英二&ランディ(クレイン湯布院)

Sクラス
有山哲哉&リッチオーネ(クレイン千葉)

Mクラス
川上 藍&ドリームガール(クレイン大阪)
根岸 淳&プリティダーリン(クレイン伊奈)

Lクラス
浅野道子&舞蔵人((一財)服部緑地振興協会・服部緑地乗馬センター)
小代智貴&ロデオ(クレイン湯布院)
樫木 俊&空(クレイン神奈川)
牛頭未彩紀&プレミアクラウン(クレイン伊奈)
関口公平&ギャラント(クレイン伊奈)
根岸 淳&C'sコートニー(クレイン伊奈)

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さすが全日本大会、馬場馬術パートⅠは、見ごたえのある競技になること間違いなし!です。
今週末お時間のある方は、ぜひ御殿場まで足をお運びいただけると嬉しいです。
タイムスケジュールは日本馬術連盟サイトをご覧ください。

元持