~『聖なる日』に行われた馬場合宿~の巻

みなさま、お久しぶりです。
元持です。

12月下旬にして、まだ暖かく感じるこの頃ですが、
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

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馬場部では24日~25日、
そう、世の中で言う『クリスマス』に
三木で合宿が行われました。

今回の合宿は、27年度の人馬を決める大切な試験日でもあります。
実技&筆記、ですね。

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今年の全日本が終わって、一旦人馬のペアは解消し、
また来年度に向けて新たにペアが組まれるのです。
※もちろん、来年も同じ人馬で臨む場合もありますが・・

そういう意味でも、今回の合宿がStartなのです!

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そしてそして・・
毎年恒例、新しいジュニアカデットのメンバーも来てくれました!

今年のカデットは7名の予定。
卒業していくジュニアを悲しむ声も多くありますが、
その分、新しい出会いもあります。

初対面なので、私もドキドキ・・
仲良くなれるかな・・と心配していた私ですが・・
取り越し苦労でした(笑)

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今回新メンバーとして入ってきてくれたのが、


千葉事業所  高沼咲月さん

京都事業所  尾崎希歩さん
          曽我太一さん


下記の4名は、以前ブログでもご紹介したことのあるメンバーです。

千葉事業所  宇田川祐美さん

大阪事業所  川上藍さん

京都事業所  滝澤和希さん

福岡事業所  小田瑞穂さん
 

以上の7名です。

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みんな今から長期的な目標を持って、
来年の全日本制覇を目指すわけです。

人馬のペアは本当に様々で、
2年目に入るペアもいれば、まだ1年に満たないペア、
これから新しい人馬でいくペアもいます。

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馬の調教には段階があり、その段階の過程で
何度も何度も同じことを忍耐強く練習して、
初めて成し遂げられるものがあります。

それが、人と馬の真のパートナーシップです。

馬との約束事がきちんとできていている、
洗練された正確な扶助、など。

馬と尊重し合える関係が出来ていなければ、
それは馬にとって服従でしかありません。
そのような演技から、人々を魅了する、
感動させるような演技はできませんよね?

みんな、馬と如何に上手く調和できるかを
考えながら日々の練習に励むのです。


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馬は一頭一頭、備え持つ能力も、個性も違います。
馬場の調教において、トレーニングスケールという
調教過程は決められていますが、
個々で進めるプログラムはそれぞれの馬の個性を考慮して
決められていきます。


次の合宿は3月の予定です。
今後の人馬の仕上がりはどのようになっているのでしょうか・・

きっと今後も良いご報告がみなさまに出来ると思います!

今年も一年、本当にありがとうございました。
来年も引き続き、皆様のご支援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

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元持

中野善弘選手が峰竜太さんのラジオ番組に出演

こんにちは、障害馬術取材チームです。

全日本も終わり、競技もシーズンオフ...ということで
今回は、競技から少し離れた話題をお届けしたいと思います。

クリスマスを目前にしたある日、中野善弘選手と私たちは
「ラジオ日本」に来ていました。

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※写真:エントランスもクリスマスモード

なぜなら...
『峰竜太のミネスタ』という番組から中野選手に
出演オファーをいただいたからです!

しかも、出演内容は峰さんとの対談!!

当日は、生放送での出演ということもあり
少し早めに局に入り、出番前に放送作家さんとの打ち合わせを行いました。

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※写真:台本に目を通す中野選手

アットホームな雰囲気の中、中野選手がスタジオに入り
峰さんとの対談がスタート!

20分にわたり
◆障害馬術のルールやトレーニング方法
◆海外における馬術人気
◆リオ五輪での日本チームの目標
◆中野選手が出場した過去のオリンピックの話や
2020年東京オリンピックに向けた現役復帰にかける想い
などのトークを繰り広げました。

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※写真:生放送中のスタジオの様子

リスナーが興味を持ってくれそう話を中野選手から引き出してくれる峰さん。
障害馬術をご存じない方にも興味をもっていただけるような内容にしてくださいました。

峰さんをはじめ、『峰竜太のミネスタ』の皆様、ありがとうございました!

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※写真:対談終了後の一枚

日本では、まだなじみの薄い馬術競技ですが
こういったメディアへの出演を通し、たくさんの方に馬術を知ってもらい
競技を観戦したいと思うようになっていただけたらなと思っています。

余談ですが、最近、クレインの馬術選手はちょこちょこメディアに登場させてもらっています。

最近のメディア出演や掲載については
クレインのホームページの「メディア掲載」からもご覧いただけますので、是非ご覧ください!
/www.uma-crane.com/

2016年、その先の未来に向けて!

こんにちは、高橋です。
師走でみなさんお忙しい日々をお過ごしでしょうか?
私はここ数日の寒さで腰をグギッとやってしまいました。今日は冬至ですし、ゆず湯にでも入って腰を治そうかな・・・と考えている今日この頃です。

それはさておき、乗馬クラブクレインでは、この時期、来年に向けてグレナディールテストが行われます。

グレナディールって何?と思われる方に。
簡単にご説明しますと、馬術競技に出る乗馬クラブクレインの代表選手です。
各種目、馬場馬術、障害馬術、総合馬術ごとに、毎年試験が行われ、選手が選ばれます。上位の選手は、年間を通して海外でトレーニングを積み、国際競技にも出場、オリンピックや世界選手権を目指します。

競技をするクレインの選手にとってグレナディール選手はあこがれのポジション、そして目指すポジションです。

今月の初めは、総合馬術のグレナディールテストが行われていましたので、少しだけおじゃましてきました。

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今年からクロスカントリー未経験者も参加できるチャレンジ選手枠ができました。みんな熱心に上のクラスのレッスを見ています。

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テストが行われる会場は、全日本選手権大会も行われた三木ホースランドパークです。グレナディールを目指す選手たちには、本番さながらのレッスンが行われました。

総合馬術は3日間で3種目を同一人馬で競い合います。
1日目馬場馬術、2日目クロスカントリー、3日目障害馬術と、選手は3種目を練習しなければなりません。特に特徴的なのが、2日目のクロスカントリーです。
クロスカントリーは自然の中に設置された固定障害を、けっこうなスピードで走りながら飛越していく競技です。人馬ともに知識と経験が不可欠です。

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経験豊富な根岸先輩からレクチャーを受けながら、クロスカントリーコースを歩きます。坂を下ってきた馬はこんな高いところから飛び降りるんだよと説明しています。

レッスンをするのは、オリンピックや海外競技を経験してきた選手たち、岩谷、加藤コーチをはじめ、根岸選手、弓良選手、北島選手です。
私も一緒にレッスンの内容を聞いていたのですが、とても興味深い内容でした。

乗るだけでなく、クロスカントリーコースを歩いて学ぶコースウォークや馬場馬術解説をする経路解説など知識を学ぶ講習会もあります。
経路解説で配られるのは、英語で書かれたジャッジペーパー。(ジャッジペーパーとは審査員が馬場馬術を評価する際に用いる審査用紙です。)

馬場馬術は審査員がどう評価して見ているかが重要です。講習では日本語だけじゃなく英語でのジャッジペーパーを見て国際競技も意識した審査員から見た馬の動きを考えます。

馬術はヨーロッパが発祥です。国際馬術連盟もFédération Equestre Internationaleとフランス語表記です。海外を経験してきた先輩選手の言葉はリアルに響いてきます。

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最後のレッスンが始まる頃には陽が傾いて長~い影が・・・

普段、聞くことができない選手の視点を知ることができた1日でした。
もし、自分が競技をしていたら試してみたい、そこに辿り着くにはどうしたらいいのだろう。
と考えているかもしれないと思いました。

一緒に競技をするといっても、人と馬、そこは、やはり馬の視点が重要になります。
馬が何を見て、何にびっくりするのか。
馬ごとに違いますし、成長の過程もそれぞれです。

選手たちは粘り強く、その馬にあったトレーニングを積んでいかなければなりません。
今後の活躍を期待しています。

今日は、この辺で、最後まで読んでいただきありがとうございます。


高橋

もうすぐクリスマス!馬にとっては・・やはりにんじんのほうが良いのでは?

馬術の審判席ってどんなところ!?

前回のコースデザイナーチームのお仕事に続き、「第67回全日本障害馬術大会2015PartⅡ」では、なんと審判席にも入らせていただくことができました!

試合が行われている最中の審判席・・・
今までにない緊張感のある中での取材となりました。

ちなみに、三木ホースランドパークの審判席はこのあたりにあります。(写真下)
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※写真:審判席の位置

中はどうなっているかというと...
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※写真:審判席の様子

少しわかりづらいですが、前後2列で10名弱のスタッフが座っています。
前の列には主審さんや障害物の落下、タイムなどを管理している方が座り
後ろには、実況中継をされるアナウンサーや記録をする方が座っていらっしゃいます。

今回のような大きな大会では、ルールをよく知らない人でも楽しめるように
アナウンサーさんが競技の実況中継の他、大会のことや選手のことなど
様々な情報を観客に伝えてくれます。

「どこでそんなコアな情報を仕入れているんだろう?」と思うこともあるほど
聞いていると面白いんですよ。

いつも空から聞こえてきたアナウンスが目の前で繰り広げられており
そのアドリブ力のすごさに感動!
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※写真:実況中継するアナウンサーさん(左)

当然のことながら、審判席からは馬場がよく見渡せます。
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※写真:審判席から見た馬場

なかなか入ることのできない審判席。
その様子が少しお分かりいただけたでしょうか?

大会期間中、選手の応援に来て下さった皆様
取材にご協力いただいた関係者の皆様、本当にありがとうございました!

それでは、また次回ブログで☆

障害飛越のコースができるまでに密着!

「第67回全日本障害馬術大会2015PartⅡ」に取材に行った際に出会ったのが
障害飛越競技のコースを決めるコースデザイナーさんを筆頭としたコースデザイナーチームの皆さん。

最終日のダービー競技(決勝)のため、前日の夕方から
障害物を設置したり、走行距離を計測しながらコースを設営されているところに
密着させていただきました。

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①ゴロゴロゴロと障害物を運び・・・
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②所定の位置に設置(とっても重そうです)

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③コースデザイナーさんの指示で障害の位置を微調整
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④メジャーでバーの高さを測って障害の高さを再確認

ちなみに、④でコースデザイナーさんがバーの高さを計測していますが、
バーがかけられた障害物を近くでみるとこんな感じです(写真下)。
障害物によって調整方法に違いはありますが、高さを細かく調整できるようになっているんですね。
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※写真:障害物の一例

こうしてコースデザイナーチームの方々によって作られたコースを
競技会役員の技術代表とコースデザイナー、審判長、審査員たちで回り
安全性や難易度などを確認します。

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※写真:コースの最終チェック

選手や観客から見えないところで、たくさんの方が関わりながら
毎回コースを設営していくんですね。

さらに、コース設営に密着している際、私の目に飛び込んできたのがこれ!
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スタート地点とゴール地点に各2台設置された計測器。
光センサーが互いに反射していてその間を通ると反応し光電管の信号がタイマーに伝わる...という機器らしいです。

障害飛越競技ではFEI公認タイマーを利用し、記録・得点集計を行ってそうです。

スタート地点とゴール地点には各1名ずつスタッフも配備されており
選手が通過すると持っている旗を振り下ろしていたので
それだけでよく正確なタイムが算出できるな...と漠然と思っていたのですが
やっぱり違いました(笑)

競技会に行くたびに新たな発見の連続です!!

次回は、特別に審判席を取材させてもらったので、その様子をお届けしますね★

「全日本障害馬術大会2015PartⅡ」ではクレインの選手が大活躍!

こんにちは。障害馬術取材チームです。

12月10日~13日にかけて兵庫県三木市・三木ホースランドパークで行われた
「第67回全日本障害馬術大会2015PartⅡ」に取材に行ってきました。

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本大会では、おなじみの「中障害飛越競技C 」と「中障害飛越競技D 」に加え
【ダービー競技】・【内国産障害飛越競技】という競技が開催されました。

そこで、今回はダービー競技と内国産障害飛越競技にフォーカスして
お伝えしたいと思います!


◆ダービー競技(決勝)では、岩館正彦選手が1位・2位を独占!

特殊障害飛越競技で、通常の約1.5倍の長さの区間に自然の素材からなる障害が50%以上の割合で構成されたコースで行われます。障害物も多くなるほか、バンケットと呼ばれる坂路(谷)や池のような水たまりなどもあり、どんな障害物にも動じない従順さや飛越能力が競われます。

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※写真:通常の競技ではあまり見ないダービー競技らしい障害

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※写真:ダービー競技が行われた会場

上の写真からもお分かりいただけるように、とにかく広いのです!
今回は、全長890mと通常の2倍程度あり
観客席から一番遠い障害は肉眼で見るのがやっと。。。

障害物は最大でも110cmとそこまで高くないものの
長距離かつ通常の障害の下には固定障害が設置され、それらへの緊張感で
人馬共に体力が消耗する競技なのです。

このダービー競技に3頭の馬と出場した岩館選手は、順調に3頭とも予選を勝ち抜き決勝に進出。
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※写真:ダービー競技の岩館選手の走行


決勝では、減点ゼロかつ走行タイムも他の人馬より早く
1位・2位を独占する形で勝利しました!
 (ちなみに岩館選手は、6位にも入賞しています。)

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1位 岩館正彦選手&ワンダ
2位 岩館正彦選手&ハノハノ
6位 岩館正彦選手&ラタミール・ミコ
===================

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※写真:表彰式の岩館選手

1位・2位・6位に入賞しているため、賞状やメダル・厩舎掛け、馬リボンなど
持ちきれないほどの褒賞を受け取っていました。

そして、表彰式の後は
他の馬に送られたリボンも代表して身につけたワンダとのウイニングランです!
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※写真:岩館選手とワンダのウイニングラン

◆内国産障害飛越競技では、ジャンプオフを制し中野正幸選手が優勝!

出生地が日本国内である競技馬のみで行われる内国産障害飛越競技。
現在、1626頭が内国産馬に登録されており、その頂上を決める戦いでした。

今回、クレインからは4人馬が決勝へと進出。

決勝では、中野正幸選手&ゼーァ・クルークともう1人馬が減点ゼロで走行したため
優勝を決めるためのジャンプオフが行われました。

ジャンプオフでは、両人馬とも減点4でしたが
中野選手のタイムが1.66秒早く、接戦を制し優勝しました!

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※中野正幸選手とゼーァ・クルークの走行

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※写真:(左)インタビューを受ける中野選手、(右)中野正幸選手とゼーァ・クルークのウイニングラン

優勝インタビューで、「ジャンプオフで一つバーを落とした時どう思われましたか?」
という質問に対し
「もっと走ろうと思いました」と答えた中野選手。

その思い切りの良さが優勝の決め手になったと言えそうですね!

岩館正彦選手、中野正幸選手おめでとうございました!

全日本障害馬術大会2015PartⅡの競技レポートは以上ですが
次回ブログでは、同大会で取材させていただいた競技会を運営する方々について
ご紹介させていただきます!

普段なかなか見ることのできない現場に潜入させていただいたのでお楽しみに★