乗馬クラブクレインの年の暮れ・・

乗馬クラブクレインの年の暮れ・・

こんにちは、高橋です。
もう、明日は大晦日ですね。

先日、たまたまテレビで見たのですが、『美の巨人たち』(TV東京毎週土曜10:00~)という番組で、東山魁夷の「年暮る」(1968年)の絵が紹介されていました。
年の暮、雪降る京都の街を描いたものですが、日本の暖かさを感じる、こういう景色の一部でありたいと思える絵でした。


実は、東山魁夷は馬も描いています。
「緑響く」は以前CMなどでも使われていたので「見たことがある。」という方もいらっしゃるかもしれません。湖畔を白い馬が歩いている絵です。他にも何点か白い馬が登場する絵が描かれています。
いつか美術館に見に行ってみたいなぁと思います。

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門松を飾る時は、二十九日は「苦立て」、三十一日は「一夜飾り」といってよろしくないようです。三十日までに飾りましょう!


さて、今日は今年最後のお届け。
馬たちが、乗馬クラブがどのように年を越し、新年を迎えるかをレポートしたいと思います。

乗馬クラブクレインは30日の今日が最後の営業になります。
(乗馬スクールは29日までとなります。)

この日は乗馬クラブにとっては「乗り納め」となります。
朝からたくさんの会員様が乗りにいらっしゃいます。

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クレイン茨城では"縁起物"として蹄鉄が置かれていました。本来、蹄鉄を飾るのはヨーロッパの風習ですが、こんな風に飾ると日本っぽくなりますね。


30日は少し早目にレッスンが終了し、そのあとはスタッフが大掃除に取りかかります。
施設内だけではなく、もちろん外も(馬に乗る馬場や厩舎も・・)きれいにします。
これが・・・なかなか大変で、けど気持ちよく新年を迎えたい!その一心でがんばります!

大掃除をすませ、新年を迎える準備が整ったら、最後はスタッフだけで簡単に納会を開いて終わりになります。
全国各地から集まっているスタッフ、地元に帰ってゆっくりお正月を迎える人も多いです。

しかし、クラブには馬がいますから!
クラブがお休みの間も、ちゃんとスタッフが当番制で出勤します。
何をするかというと・・・馬にごはんをあげたり、馬を運動したりと結構忙しいです。


「馬が張る」という言葉があります。
どういう状況かというと、長い時間を運動をせず、厩舎で過ごしていると馬も「外に出たい!走りたい!」という欲求が募ってきます(おそらく・・ですが)。普段なら、合図を出したら素直に走るところを、ゴーッ!と走って行ったり、ときにはぴょん!ぴょん!と後ろ脚を跳ね上げたりと、とても元気になります。


そういう状況は運動中、馬も人も怪我をしやすくなりますので避けなければなりません。
だから、少し長いお休みになる時は、休みでも馬を運動するんですね。

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そして、乗馬クラブクレインは1月3日の会員様の「初乗り」から始まります。
乗馬スクールでは1月4日から"新春特別企画!2013年だから2013円で馬に乗ろう"を実施します。お申込受付中ですので、年明け「今年こそは何かにチャンレジ!」という方は、ぜひ、どうぞ!WEBからのお申込はこちらから。


さて、みなさんはどんな年末年始を過ごされますでしょうか。
どうぞ良いお年をお迎えください。

今年一年、読んでいただきありがとうございました。
また、来年もよろしくお願いいたします。


高橋


最後に・・・先日、相馬野馬追などで有名な南相馬市など避難区域の一部地域で、年末年始だけ自分の家で過ごせるようになったというニュースを見ました。少しでも早く、被災地の方が日常を取り戻されることを願ってやみません。

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